SUSTAINABILITY

CREATING A COMFORTABLE WORKING ENVIRONMENT働きやすい労働環境の整備

社内環境整備方針

私たちは、適材適所の人材配置により、一人ひとりの従業員が適性を生かし、主体性を 発揮できる「自己実現企業」をめざし、豊かで幸福な家庭生活が築けるよう努めます。 私たちは、一人ひとりのプライバシーを尊重し、個人情報の適正管理や公正で明るい職場づくりに努め、従業員それぞれの能力を十分に発揮できる環境を実現します。

ワークライフバランスと働き方改革の推進

両立支援制度の充実と風土づくり

当社では、社員のワークライフバランスを大切に考え、社員が育児や介護などをしながらでも、安心して働き続けられるよう各種両立支援制度の充実に取り組んでいます。中でも男性社員の育児休業取得促進に向けた取り組みを積極的に行っており、育児休業を1か月まで有給としているほか、対象の子が2歳になるまで特別な事由がなくとも育児休業を取得できるなど、法定を上回る制度を導入しています。
また、eラーニングやWEB社内報を通した周知啓発も継続的に実施しており、男性社員の育児休業取得率は年々上昇しています。さらなる制度の利用促進を図るため、2022年4月には「育児休業意向確認面談システム」を導入し、育児期社員への制度周知、上司による育児休業取得意向の確認、フォロー体制整備のための情報共有など、一連の流れをシステム化しました。今後も引き続き、誰もがワークとライフを両立できる職場環境づくりを推進していきます。

男性育児休業取得者

東京支店 JVリニア南アルプス作業所
山田 倫大

2022年11月に第2子出生のため、妻の入院に合わせて2週間、また翌年の1月に2週間、合計で1か月の育児休業を分割で取得しました。育児休業取得に関して作業所長に相談したところ、取得を快諾してくれるとともに強く背中を押してくれたこと、また本・支店からのフォローもあり、竣工前という忙しい時期でしたがスムーズに取得することができました。妻が入院している間は長女と 2人暮らしだったため、幼稚園の送り迎えや日々の家事をこなしました。長女と 2人きりで過ごす時間は私にとってとても大切な時間となり、家族のためと思い取得した育児休業でしたが、自分のためでもあったんだなと改めて感じました。また育児休業を分割して取得できたことで、妻の退院後も家族 4人で過ごすことができ、充実した日々を送ることができました。

JVリニア南アルプス作業所 山田 倫大
鉄建建設グループの両立支援制度グラフ

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

多様な人材の活躍

当社では、若い世代を中心に女性技術者が活躍の場を広げています。女性をはじめ誰もが働きやすい職場環境を実現するため、独自の現場環境整備マニュアルを運用し、現場環境整備に努めています。また、女性のさらなる活躍を推進するため、2022年3月に女性活躍推進ワーキンググループ(以下、ワーキング)を立ち上げ、部署の垣根を超えさまざまな課題の解決に取り組んでいます。ワーキングでは、アンコンシャス・バイアス研修を全国で実施し啓発活動を行ったほか、生理以外の婦人系の体調不良でも取得できる女性健康サポート休暇を新設するなど、女性特有の健康課題にも取り組みました。こうした活動の中、2022年5月に女性の活躍推進状況が優良な企業として、厚生労働大臣より最高位である「えるぼし認定3段階」を取得しています。

女性の健康課題について取り組む様子
女性の健康課題について取り組む様子
外国籍社員を対象とした意見交換会
外国籍社員を対象とした意見交換会

各種認定取得

  • くるみん2023

    2023年7月、従業員の仕事と子育ての両立のため策定した第5期行動計画(2019年4月1日~2022年3月31日)への取り組みが評価され、「2023年度くるみん認定」の取得に至りました。

  • えるぼし

    2022年5月、女性活躍推進法に基づく、女性の活躍に関する取り組みの実施状況が優良な企業が認定される「えるぼし 認定段階3」(最高位)を取得しました。

  • 健康経営優良法人2024

    2024年3月、当社の健康経営の取り組みが優良と認められ、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に5年連続で認定されました。

  • スポーツエールカンパニー2024+

    2024年1月、「社員のクラブ活動の補助」「健保組合主催のウォーキングイベントへの参加促進」などの取り組みが認められ、「スポーツエールカンパニー2024+(プラス)」に認定されました。