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機電
PEOPLE

人を知る

国鉄で働いていた祖父が
きっかけに

機電 施工管理

山田 英樹

2019年入社 / 工学部 機械工学専攻

入社を決めたきっかけ

私の祖父は昔国鉄で働いていたこともあり、祖父の家に行くと電車のプラモデルやおもちゃ・写真がたくさん飾られており、私も祖父と同じく電車が大好きでした。そして、将来は祖父と同じ鉄道関係の道に進めればと思っていました。
一方で、「ものづくり」にも興味があり、大学と大学院では機械科で「ものづくり」の大変さや楽しさ・達成感等も含め研究で色々な事を学んできました。研究を進めていくうちに、もっとスケールの大きい「ものづくり」ができる仕事をしたいという気持ちになり、鉄道関係の仕事を多く受注する鉄建建設に入社を決めました。
いつか、自分が携わった路線を祖父とともに電車で旅行するのが夢です。

現在の仕事

現在は、電気設備、重機等の保守を担当しています。その他、作業計画の作成も行っています。作成段階では上司や協力業者とともに必要な資材や機材等、他の作業に干渉しないか、危険が伴わないかについて、入念に打ち合わせを重ねています。
このように、仕事の大半が現場支援ではありますが、現場をスムーズに動かすのが機電職の腕の見せ所だと思っています。
また、機電の仕事だけではなく、土木の仕事も覚えなければ現場作業を理解できないので、率先して土木の仕事を手伝っています。土木の仕事は非常に難しく、慣れるまで大変ですが、優秀な上司達が付いているので安心して仕事ができています。

挑戦したこと、大変だったこと

大変だった事は今まで数えきれない程たくさんありましたが、1番大変だったのは現場に配属されすぐにトンネル作業の防水工という工種を担当したときです。当時はまだ施工前であり、段取りの真っ最中でした。調整・準備することに加え覚えなければいけない事柄がたくさんあり、対応が追いつかず防水工の職長に迷惑をかけ、叱られることが多々ありました。挙句の果てには「担当者を代えてくれ」とまで言われてしまいました。
今となっては笑い話ですが、当時、その言葉はとてもショックで悔しく、建設業界に就職したことを本当に後悔しました。
朝起きて職長の顔を見るのも嫌になってしまい、会社を辞めようかとさえ思いました。しかし、悔しい想いをバネに、土木に関する参考書等を買い、寝る間も惜しんでたくさん勉強しました。さらに、1度教えて頂いたことは忘れないようメモしたり、防水工の経験がある作業員や業者さんに色々教えてもらい、知識を得て、なんとか乗り越えることができました。

数年経って担当工種も変わり、防水工に新たな社員が担当になって、防水工の職長が陰で僕のことを優秀な社員だったと褒めてくれたことを知った時は、嬉しくて涙が溢れてきました。
現在では、困難があっても「あの時に比べたら」と自分に言い聞かせ、どんな仕事も乗り越えられています。

PROJECT DATA

北海道新幹線、内浦トンネル(東川)
2018年10月10日~2025年04月25日

内浦トンネル(東川)は、内浦トンネル 全長 15.56kmのうち、東川工区の本坑延長 5,000m、斜坑延長 1,001.6mの長大山岳トンネルです。
斜坑、本坑ともNATMによる補助ベンチ付全断面工法及び全断面掘削とし、掘削方式は発破工法、運搬方式は斜坑交差部から札幌方が連続ベルトコンベア方式、新青森方がタイヤ方式で行います。

大切にしていること、信条

僕は「下請け」という言葉が好きではありません。
同じ現場に配属された後輩には、絶対に「下請け」という言葉を口にさせないように徹底しています。また、「協力業者あっての鉄建」という考えを持って仕事するよう指導しています。結局作業をするのは協力業者の方々です。協力業者なしでは現場は動きませんし、最高の仕事をしてもらうのが我々の仕事だと思っています。
常日頃から協力業者に対して敬意を忘れず、怪我無く、より良いものを作ってもらえるよう作業していただくことを大切にしています。

CAREER MAP

キャリアパス

入社1年目 1st year
成田研修センターで
スタートダッシュ

入社してから数か月間、千葉県にある成田研修センターで研修を行いました。機電職ではありますが、土木の知識はもちろん施工管理者として必要なことを学びながら、同期と切磋琢磨しました。この研修があったおかげですぐ現場で活躍できたと思います。

入社2年目 2nd year
頼られる存在をめざして

現場でのトラブルの際、経験や知識もある先輩が真っ先に呼ばれ迅速に対応していて、自分の名前が挙がらないことを悔しく感じていました。所長に「どんなトラブルでも必ず僕を呼んで学ばせてください」と自ら要望し、色んなトラブルの対応策を積極的に学びました。

現在 NOW
初めての応援要請

初めて他の現場から、自分を応援で派遣してほしいと要望がありました。前の現場で学んだ知識をいかすことで、今所属しているトンネル現場のあらゆる工種に貢献できるようになりました。また、後輩を指導する立場にもなり、より一層気を引き締めて仕事に取り組んでいます。

5年後 FUTURE
貢献できる技術開発へ

機電と土木の知識や経験等を今よりも格段に向上させ、現場を任されるような立場になりたいです。また、大学や大学院、現場で学んだ事を応用し、現場の効率性を高め、それが結果として会社全体の生産性を高め、ひいては建設業界全体に貢献できるような技術を開発していきたいです。

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人をつなぐ、街を結ぶ、未来へ延びる。