社内外の多くの人々と協力しあい
長く愛される建築をつくりたい
建築 意匠設計
中谷 遼
2019年入社 ／ 理工学研究科 建築学専攻
目次 CONTENTS
入社を決めたきっかけ
建築の設計から施工まで広範な経験を積みたいという思いから、ゼネコンの設計部門を志望していました。大学時代にお世話になった先輩が鉄建建設で働いていることを知り、興味を持ちました。調べてみると大学の卒業生が多く在籍していることがわかり、安心感を得られたため入社を決めました。
現在の仕事
建築の意匠設計は、お客さまの要望を具現化し、実現していくことが主な仕事です。要望の整理、提案の検討、スケジュール調整、コスト管理、工事監理など、業務は多岐にわたります。また、構造設計や設備設計と一体となり、プロジェクトの中心として、お客さまや官公庁との調整業務を行うことが多いです。
挑戦したこと、大変だったこと
ひとつの建物が完成するまでには、多くの人が関わります。お客さま、施工者、構造設計や設備設計の担当者、社内の関連部署、建材メーカー、官公庁など、さまざまな関係者の意向や要望を整理して、ひとつの建物として形にしていくことは苦労が多いです。現在でも試行錯誤しながら日々業務に取り組んでいます。
PROJECT DATA
日本電設工業株式会社の静岡営業所を建て替えるプロジェクトです。1階に約90㎡の事務所機能を残し、2～12階を共同住宅(賃貸)とする地上12階建ての新築計画です。私は基本設計、実施設計、工事監理を任されました。
大切にしていること、信条
物事の本質を考えるようにしています。多くの業務に取り組んでいると、つい目の前のことに追われがちですが、本質を考えることで、優先順位をつけて仕事を進めることができます。
これからの目標
社内外の多くの人々と協業し、設計者として成長したいと思います。そして、お客さまや建物を利用する方に長く愛される建築をつくりたいです。
CAREER MAP
キャリアパス
東北の駅舎の自由通路新築工事に配属されました。杭、基礎梁の打設、鉄骨の建方に関わり、現場での工事管理の仕事の流れを学びました。
現場から設計統括室に異動し、周囲の先輩の仕事を見ながら設計の実務を覚えていきました。
また、翌年一級建築士の資格を取得しました。
ロータス静岡新築工事で意匠設計者として初めて物件を担当。プロジェクト全体をまとめる立場になりました。
経験を積んで、お客さまや施工者から信頼される安定感のある設計者になりたいと思います。
