TEKKEN RECRUIT
土木
PEOPLE

人を知る

ICT技術を取り入れた
施工管理業務の構築に挑戦

土木 施工管理

中村 健太

2007年入社 / 工学部 都市工学科

入社を決めたきっかけ

私は大学で都市工学を専攻しており、大学で学んでいるうちに規模の大きなものづくりに興味を持つようになりました。そこで総合建設業の中で、特に公共性の高い鉄道分野に強みのある鉄建建設への入社を決めました。
人々の生活や経済活動の環境を支えるインフラ・構造物を、多くの技術者たちと協力しながら造り上げていくことに社会的役割の大きさを感じ、非常に魅力的だと思いました。

現在の仕事

国土交通省発注の工事で、交通混雑緩和を目的として計画された国道3号バイパス新設工事のうち、橋梁上部工工事の監理技術者として従事しています。
監理技術者の役割は施工管理業務全体(安全、品質、出来形、工程、資機材管理等)の責任者です。その他にも発注者との協議や折衝、設計者との打ち合わせ、協力業者との施工方法の検討や近隣住民の皆さんとの接点になったりと業務の幅は多岐にわたります。
構造物を造るにあたっては、さまざまな人々と困難な課題を一つずつ解決しながら長い期間をかけて完成をめざしていかなければなりません。その中でプロジェクトに関わる人々とコミュニケーションを取り円滑に業務を行えるようにすることが私の仕事の中で最も重要な業務です。

挑戦したこと、大変だったこと

DX化、そして働き方改革の実現を目的とした取り組みの一環として、ICT技術を取り入れた施工管理業務の構築に挑戦しています。
施工管理業務は安全管理・品質管理・出来形管理・工程管理・資機材管理等、数多くの業務を日々行わなければならないため、如何にして段取り良く業務を行っていくかがポイントとなります。

しかし、経験の少ない若手社員はもちろん、たとえベテラン社員であっても未経験工種に関しては、スムーズに業務を行う事が難しい場合が多々あります。
このような問題を解決するために、ICT技術を取り入れ生産性の向上を図る事を試みました。

採用した項目としては、デジタル野帳・3DCADモデル・ウェアブルカメラ・デジタルサイネージ・出来形品質管理システム・電子黒板・ドローン測量等と多くの項目を採用しましたが、各システム導入から機材の取り扱い方法の習得及びコストパフォーマンスの評価等を行うにあたって容易なものばかりではありませんでした。
当初は手探り状態でしたが、システムに慣れるにつれ、生産性の向上に繋がっていることを実感出来てきています。DX化の推進により、新しい技術の導入が増えていきますが、適切に運用ができるよう日々勉強に努めていきます。

PROJECT DATA

熊本3号 下硯川橋上部工工事
2020年2月7日~2022年3月10日

熊本都市圏の放射道路網の一部であり、国道3号植木バイパス事業(L=5.6㎞)の一環として、熊本県熊本市北区下硯川町~熊本市北区四方寄町にて下硯川橋(L=187.0m)の橋梁上部工事を片持ち架設工法で施工するPC3径間連続ラーメン箱桁橋工事。

大切にしていること、信条

「率先垂範」を信条に業務を行っています。自らが進んで人の先に立って行動し、それによって他の人に模範となるあり方を示すような生き方をしたいと常々考えています。
建設業界の現状や動向・改善すべき問題点に意識を向けて、自分が今取るべき行動は何なのかという事を明確にする事で目標を持って仕事に取り組む事ができると考えています。

これからの目標

「家族に誇れる仕事を!」を目標にプロ意識をもって仕事に取り組んでいきたいと考えています。
信念を持って行動し、社内のみでは無く社外に目を向けながら技術者として能力向上に努めるとともに、人間性も他者の模範となれるよう磨いていきたいです。

CAREER MAP

キャリアパス

入社1年目 1st year
男の修行の日々

学生時代とは全く違った環境に戸惑いを感じながらも「逃げ出さず」「愚痴をこぼさず」「弱音を吐かない」という気概で自分との我慢比べをしながら、やるべきことを行い経験を積む事の重要性を体に叩き込みました。

入社8年目 8th year
新幹線新設大規模
プロジェクト主任へ昇格

新幹線新設工事の大規模プロジェクトで主任へ昇格。日々百名を超える協力業者の皆さんと一緒になって額に汗しながら難工事を完遂しました。

現在 NOW
大切な故郷で初仕事

生まれ育った故郷「熊本」で初仕事!国土交通省発注の橋梁上部工工事にて監理技術者としてプロジェクト全体を監理する立場になりました。

10年後 FUTURE
大規模現場の現場所長!

技術力及びマネジメント能力を向上させるために継続研鑽を行い、働きがいのある風通しの良い組織づくりをめざしていきます。

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人をつなぐ、街を結ぶ、未来へ延びる。