INVESTOR RELATIONS

GROWTH STRATEGY成長戦略

鉄建建設グループ 中期経営計画2028
「誇れる企業へ」〜サステナブルな未来社会への挑戦〜

全体像


テーマ

中期経営計画2028は、TEKKEN10年ビジョンの実現に向けた2024年から2028年までの行動計画と位置づけます。


  • 中期経営計画2028の実現を通して、ステークホルダーの皆さまに「誇れる企業」をめざします。
  • 生産性と利益創出力の回復/強化、成長領域における積極的な投資により収益力を向上します。
  • 人的資本の更なる充実とESGの推進により、企業価値を高めます。
  • 資本効率を意識した経営へ転換し、ステークホルダーの皆様の満足度を向上します。



当社グループについて


  • 1944年に鉄道建設専門の国策企業として設立された鉄建建設グループは2024年に創立80周年を迎えました。
  • 経営理念は当社の使命・ミッションと位置づけ、今後も企業活動を通して、社会の繁栄に貢献していきます。
  • 中期経営計画2028の実現を通して、ステークホルダーからの信用をより強固なものとし、技術の更なる錬磨を図ります。



定量目標


事業戦略


事業ポートフォリオ


  • 低生産性体質の徹底的な見直しを行い、売上高・利益額を拡大します。
  • 道路関連、鉄道、官公庁建築、不動産・新事業を注力分野と位置付け、事業ポートフォリオを再構築します。
  • 利益額最大化に向けて、建築工事における注力分野の見直しや選別受注の徹底を行います。
  • 各セグメントでのJR東日本グループとの連携を強化します。



事業戦略(土木)


  • 2026年度に売上総利益100億円、2028年度に売上総利益120億円をめざします。
  • 当社の強みを活かした鉄道・道路分野の深化を図ります。
  • これまでの海外工事での損失計上から学び、不採算工事を撲滅します。
  • 生産性向上に向けて仕事の仕方を見直し組織的な取組みを強化します。



事業戦略(建築)


  • 2026年度に売上総利益55億円、2028年度に売上総利益70億円をめざします。
  • 鉄道に加えた新たな強み構築と利益確保優先の選別受注の徹底により、利益創出に最適な事業ポートフォリオを構築します。
  • 売上/利益生産性の向上に向けて、仕事の仕方/組織を見直します。



事業戦略(不動産・新事業)


  • 2026年度に売上総利益12億円、2028年度に売上総利益15億円をめざします。
  • 当社事業と親和性の高い不動産事業への投資を加速化するとともに保有不動産を見直し、資産効率を向上させます。
  • 新事業においては、サステナビリティ経営の推進に向けて、経済的価値と社会的価値の両立をめざします。

基盤戦略


基盤戦略(人的資本政策)

当社の歪な年齢構成を踏まえ、持続的な成長に向けて人材への投資を強化します。


  • 社員の持続的な成長と働きやすい職場の提供を通じて従業員エンゲージメントスコアの継続向上を図ります。
  • 人的資本への投資、ワークライフバランス、DE&Iという3つの切り口で取り組みを加速化します。



基盤戦略(鉄建DX戦略)

デジタル成熟度を高め、新たな価値を創出します。


  • 前・中期経営計画で推進してきたDX戦略を価値創造フェーズに移行します。
  • 既存業務の効率化に加え、高度化を実現し、デジタル成熟度を高め、新たな価値を創造します。

資本政策・株主還元


資本政策

柔軟で戦略的なキャッシュ配分を行い、資本効率を意識した経営と企業価値の向上をめざします。


  • 創出されたキャッシュを戦略的に配分し、当社の企業価値向上をめざします。
  • 不動産投資等の成長投資と株主還元の充実を図ります。
  • 政策保有株式について、5か年合計で概ね100億円の売却を進めます。



株主還元施策

従来よりも株主還元を拡充し、更なる安定的な配当政策に向け、累進配当を導入します。


  • 前・中期経営計画期間で目標としていた配当性向30%を、中期経営計画2028の期間では50%程度に引き上げ、株主還元の更なる充実を図ります。
  • 2024年度より累進配当を導入し、配当の安定性を確固たるものとします。