INVESTOR RELATIONS

MESSAGE FROM THE PRESIDENT トップメッセージ

株主・投資家の皆さまには、平素より格別のご支援を賜り、誠にありがとうございます。

当社は1944年の創業以来、“鉄道工事のトップランナー”として数々の鉄道をはじめとした社会インフラの構築や、都市の発展を支える各種建築工事に携わることで、成長してまいりました。

鉄道事業者さまの発注する工事(鉄道工事)の中でも、当社は主に構造物、建造物を新たに構築または改良する工事を事業の主軸としており、その売上は全体の4割を占めています。狭隘・短時間という制約条件の中で、高い安全性を求められる鉄道工事を通じて培った高い技術力こそが他社との差別化要因であり、当社の優位性と認識しています。2025年4月には羽田空港アクセス線(仮称)の田町工区において、第1回目となる線路切換工事を実施するなど、その技術力を活かして着実に鉄道工事を進めております。

その一方で、鉄道工事以外の工事(いわゆる一般工事)は売上の6割を構成しており、一般工事と鉄道工事の技術・経験を融合させ、当社ならではの多くの提案や新技術を生み出し工事に活用することで、持続的成長に繋げてまいります。

中期経営計画2028」において、事業ポートフォリオの実現を重要な戦略として掲げています。計画を策定した2024年度以降、一般工事の中でも特に道路関連や官公庁建築などを注力分野と定めているほか、請負工事以外の収益の柱となる不動産事業にも着実に取り組んでおります。

皆さまのご期待に応えるべく、中期経営計画2028に掲げている連結営業利益やROE等のKPIの達成とともに、株主還元の充実を図っていくことで当社の企業価値の向上を実現させてまいります。

引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
伊藤泰司