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2026.03.19

DX 技術 IoT・生成AIで施工管理DX‼― BizStackによる工事車両位置情報の可視化と安全性向上―

鉄建建設では、建設業界を取り巻く人手不足や安全確保、生産性向上といった社会的課題に対応するため、DXを経営戦略の柱の一つとして推進しています。

施工管理の効率化による現場変革のため、MODE,Inc.(本社:米国カリフォルニア州、日本支店:東京都千代田区、CEO:上田 学、以下「MODE」)が提供する生成AIを組み合わせたIoTプラットフォーム BizStackを導入し、「離れた場所からでも現場の状況が分かる」「データに基づいた正確な情報が得られる」「状況に応じた迅速な判断ができる」環境の実現をめざして、以下の取り組みを実施しました。

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▲BizStack導入コンセプト

■課題と成果

本取り組みでは、掘削工事に伴い場外土砂運搬を行うダンプトラックの位置情報を取得・可視化し、交通誘導業務の高度化を図りました。従来は、特にラッシュアワー等の交通渋滞の影響を受ける場合、交通誘導員がダンプトラックの接近状況を事前に把握することが難しく、誘導体制や人的負荷の課題がありましたが、BizStackの導入により次のことが可能になりました。

●ダンプトラックの位置情報を地図上で可視化
●ジオフェンス(仮想境界線)通過時にAIがチャットで自動通知
●PCやスマートデバイス、デジタルサイネージでのリアルタイム共有

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▲ダンプトラック入退場時の交通誘導状況

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▲接近通知のイメージ図

これにより、ダンプトラックの正確な位置情報に基づき、交通誘導員の受け入れ態勢を効率的に整えることができるため、第三者への安全配慮の強化に加えて交通誘導員の身体的・心理的負荷軽減にもつながっています。

■今後の展望

当社は今後、BizStackの活用範囲をさらに拡大し、多様なユースケースへの展開を進めていきます。

あわせて、BizStack Assistantをはじめとする生成AIの活用により、蓄積されたデータをもとに、人の介入を最小限に抑えることを可能とする「AIエージェント」を実装するなど、建設現場の生産性向上と価値創出をめざします。

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