イベント サステナビリティ 建設技術総合センター 鉄道体験会を開催しました~千葉県立千葉盲学校中学部の生徒が参加~
2024年11月11日、当社は建設技術総合センターにおいて、千葉県立千葉盲学校中学部の生徒を対象とした鉄道体験会を開催しました。
▲施設概要を説明する様子
この体験会では、普段触れることが難しい鉄道設備に触れて、駅の構造や鉄道の仕組みを理解していただくことで、視覚に障がいのある方々が安全に安心して生活できるようにお手伝いをし、事故を防ぐことが目的です。当社は、2011年よりこのような取り組みを行っています。
ホームを上下から触れて分かる
ホーム上では点字ブロックやホームドア設備に触れる、列車非常停止警報装置を一人ひとりが押すなどを体験してもらいました。
また、ホーム下からホームに触れて、自力でのぼることが大変な高さであることを実感し、退避スペースがどの様な空間かを確認してもらいました。
軌道に降りて体験する
レールと枕木の間隔や、転落検知マット(ホーム下にあり、踏むと列車を止めることができる設備)を体験し、転落した場合の対処方法を体感してもらいました。
レールの間で寝てもらい、体の上を列車が通過する類似体験をしてもらいました。
踏切設備を使って理解する
踏切では、踏切内の障害物検知器や非常停止ボタンを押して反応を確かめ、列車が止まる仕組みを理解してもらいました。
参加者からは、
「通学で電車を利用しているけど、ホーム先端の赤い線の意味など知らなかったことを知れてよかったです」
「鉄道ファンにはたまらない体験会でした」
等の感想をいただきました。
建設技術総合センターでは、社員の研修だけでなく、団体・企業や大学生などにも施設を使ったカリキュラムを実施し、さまざまな研修を行っています。また、地域の皆さまを対象とした見学会なども積極的に行っています。今後も、社内だけでなく社外にも幅広く施設を利活用していくことで、地域や社会に貢献できる企業をめざします。
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