鉄建をもっと TEKKEN PLUS+ てっけん PLUS+

2023.07.14

人物 技術 土木学会「地下空間研究委員会」委員長に就任しました

2023年6月、当社、サステナビリティ推進室長 酒井喜市郎が、公益社団法人土木学会「調査研究部門 地下空間研究委員会」委員長に就任いたしました。

①.png▲2023年度の地下空間研究委員会にて挨拶をする酒井

公益社団法人土木学会は、191411月に設立された会員数約4万人を擁する国内有数の工学系団体です。その活動は、学術・技術の進歩への貢献、社会への直接的貢献などを柱として、さまざまに展開されています。

学会は多くの委員会から運営されており、学術研究に関わるものとして29の調査研究委員会が設置されています。

②.jpg▲幹事長時代には、委員会関係者を対象とした講演会に登壇

その一つである「地下空間研究委員会」は、地下空間の利便性向上、安全安心の確保を目的に、人間中心の視点に立った『地下空間学』の創造をめざす調査研究活動を行っています。委員長は大学の教授を中心とした研究者が務めることが多く、地下空間研究委員会においても1997年から8代にわたり大学教授が務めていました。そして今回初めて民間会社からの選任となりました。過去当社から土木学会長は複数名輩出しておりますが、直接技術的な活動を行う調査研究委員会の委員長就任は初めてです。

委員会の構成員としては、大学、コンサル、諸官庁、大手デベロッパー、事業者、そしてゼネコンなどと多方面にわたっており、地下空間の利便性向上、安全・安心の確保を目的に調査研究活動を続けています。私はこれまで幹事長を10年、副委員長を4年務め、委員会全体をサポートする側で活動を続けていましたが、今回委員会全体を統括する役割を任され、研究活動の統括、各方面との連携・調整など、委員会の顔としてその役割を果たす事が求められます。地下空間はまだまだ大きな可能性を秘めており、今後の我が国発展の礎となるべく、またその技術の海外展開に向け、活動を続けていきます。

                                サステナビリティ推進室長 酒井喜市郎

(てっけんPLUS+)