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2021.01.19

プロジェクト ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業 初回の大規模線路切換が完了

当社JVは、ミャンマー国鉄のヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業フェーズ1(CP102)において、鉄道改修工事を行っています。
2020年12月29日、パヤジー駅からパウンドーティー駅間の30.5km区間において、下り線の軌道、路盤、橋梁、踏切、駅プラットフォーム等の改修が完了し運行が開始されました。

ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業フェーズ1(CP102)
ミャンマー連邦共和国において日本国政府開発援助事業(ODA)により実施する大規模鉄道改修事業。発注者はミャンマー国鉄。 ミャンマー最大の商業都市ヤンゴンと第2の商業都市マンダレーを結ぶ重要路線(約620km)のうち267kmの軌道および駅施設を改修。当社JVはこのうちバゴー駅からニャウレービン駅までの約80km区間のCP102工区を担当。

2021pyuntazamap.PNG▲CP102路線地図


当日はミャンマー国鉄が特別に編成したバゴー駅6:30発のマンダレー行(北行)およびニャウレービン10:00発のヤンゴン行(南行)の貨物列車で2回の試験走行を行い、JVエンジニア、協力会社のエンジニア、作業関係者など100名以上がまだ夜も明けきらぬ早朝から、新設橋梁や道路との交差部、分岐器設置個所など切換区間各所に待機し、テストラン(試験走行)を見守りました。

2021pyun01.JPGピンポンジー駅付近

2021pyun02.JPG左:カドック駅~パウンドーティー駅間、右:パヤジー周辺切換ポイント(ヤンゴン側)

▲試験走行で走行安全性と乗り心地の向上が確認された

ミャンマーではこの国家プロジェクトに大きな期待が寄せられています。今後も早期全線開通に向けて、安全第一で工事を進めていきます。    

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