サステナビリティ 建設技術総合センター 建設技術総合センターで駅のホームや踏切設備などを体験学習
11月15日、千葉県立千葉盲学校の中学部の生徒6名と先生ら11名を、当社の建設技術総合センターに受け入れ、『鉄道体験学習会』を開催しました。
▲左:建設技術総合センター 右:実物どおりに再現された鉄道施設・設備
当社では、2011年より同様の取り組み行っており、今回で5回目となります。視覚障がいのある方々が、駅のホームからの転落や、踏み切りを通過する際の触車などの危険を回避し、安全に日常生活を送れるよう、お手伝いをしています。
実際に体験
見学会では、実際に体験してもらうことを重視しました。当社の社員が講師を勤め、参加者のみなさんに直接自分の手や白杖(はくじょう)を使ってもらい、普段は触ることのできない設備の感触や位置などを体感することで、危険を察知し、身を守るすべを確認していただきました。
前半のホーム設備体験では、視覚障がい者誘導用ブロックやレールに手で触れる、非常停止ボタンを押す、ホームの下に避難する、などを体験。
▲左:ホームドアの安全設備を体験 右:万が一の際のホーム下退避を体験
後半の踏切設備体験では、遮断棒をくぐる、非常停止ボタンを押す、踏切内で障害物検知器の反応を確かめる、などを体験していただきました。
▲左:体の上を電車が通過する疑似体験 右:踏切の非常停止ボタンを押し、電車が止まる仕組みを理解
参加者から、「普段ではできない貴重な体験が出来た」などの感想もいただきました。
様々な鉄道利用者の方に、実物に触れ体験してもらうことで鉄道利用の安全について理解を深めてい頂いています。今後も見学会や体験学習を通じて、鉄道土木の魅力を発信するとともに、地域や社会へ貢献できるように取り組んでいきます。
(てっけんPLUS+)