TECHNOLOGY INTRODUCTION
重機遠隔操作システム
重機の遠隔操作で安全性と省人化を両立
概要
本システムは、山岳トンネル工事において、無人化施工システム(着脱式油圧制御ラジコンシステム)を搭載した重機を用い、坑外の専用コックピットから遠隔操作を行う技術です。
切羽近傍の危険を伴う作業やインバートの掘削等などでは、本システムにより無人化施工が可能となり、安全性の向上と省人化が期待できます。さらに、トンネル工事以外の重機作業への適用も視野に入れ、開発を進めています。
特長
①360°俯瞰できるWEBカメラ(*ぐる見えくん)を搭載しているため、重機周りの安全確認が可能です。
②遠隔操作専用コックピットは、座席センサーも装備しており、コックピットにオペレータが着席しないと、操作できません。
③遠隔操作専用コックピットと重機双方にスピーカーと集音器が設置されており、双方向での安全確認が可能です。
④現地の緊急停止ボタン(固定式、可搬式)により、重機を緊急停止することができます。
- ■適応例
- 無人化施工システム(着脱式油圧制御ラジコンシステム)を搭載した油圧ブレーカを用いて、弊社の模擬トンネルで「トンネル遠隔操作システム」の検証試験を実施しました。無人の油圧ブレーカを遠隔で操作し、模擬トンネルのアーチ部に設置されたターゲットを打撃する等、操作性や通信状況などを確認しました。
- ■社外発表
- 1)舟橋、村岡、中原ら:[VI-804] 油圧ブレーカによるあたり取り作業の無人化施工に関する検討
令和4年度土木学会全国大会第77回年次学術講演会(2022年9月16日) - 2)村岡、中原、舟橋ら:トンネル坑内の高速通信環境下におけるあたり取り作業の無人化施工の検証
[トンネル工学報告集 第32巻]Ⅰ-13(2022年11月)