てっけん リクルート 建設技術総合センター 【建設技術総合センター】鉄道体験会が行われました
6月7日、当社建設技術総合センター(千葉県成田市)で、千葉県立千葉盲学校高等部の生徒による鉄道体験会が行われました。
▲鉄道体験会の様子
この体験会は、研修施設の模擬鉄道設備を利用して、実際には触れることがむずかしい設備に触れてもらい、駅の構造や鉄道の仕組みを理解していただき、視覚に障がいのある方々が安全に安心して生活できるようにお手伝いをし、事故を防ぐことが目的です。
▲ホーム下の避難場所を確認する様子
体験会では、ホームの高さをホームの上と下から触れて、自力でのぼることが大変な高さであることを実感してもらいました。次にホーム上にある非常停止ボタンを、実際に一人ひとりに押してもらいました。その後、レールの間隔やホーム下の空間、転落検知マット(非常停止ボタンと同様に踏むと列車を止めることができる)を体験し、転落した場合における避難場所や対処方法を体感してもらいました。踏切設備では、踏切の線路の溝を確認しながら渡ったあと、非常停止ボタンや踏切内に閉じ込められた際の脱出方法などを講師が説明しました。
▲踏切の非常ボタンを実際に押してもらいました
線路では皆さん寝転がって、電車の車体がどのくらいの位置・高さで通過するのかを確かめていました。誤ってホームに転落した際に、「電車の下にもぐれば助かるのでは?」という考えは難しいということを肌で実感してもらいました。終了後には、「楽しかった!」「線路に閉じ込められた際の脱出の仕方を初めて知りました」などの感想と、校長先生からはお礼のお手紙をいただきました。
今回は高等部の皆さんによる鉄道体験でしたが、10月には中学部の皆さんによる鉄道体験も実施予定です。
建設技術総合センターでは、社員の研修だけでなく、団体・企業や大学生などにも施設を使ったカリキュラムを実施し、さまざまな研修を行っています。また、地域の皆さまを対象とした見学会なども積極的に行っています。今後も、幅広く施設を利活用していただき、地域や社会に貢献できる企業をめざします。
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