イベント プロジェクト 田川西中学校で体験型現場見学会開催
7/30に当社が福岡県田川市で施工している「田川市立田川西中学校校舎棟新築工事」の現場で、新しい田川西中学校の学区内の小学生と中学生を対象に、体験型現場見学会を開催しました。
新しい学び舎を見学しながら日頃間近で見ることのできない建設工事を体感することにより、新しい中学校舎での生活に思いを馳せてくれること期待しています。

▲当社マスコットキャラ「てっくん」も関門海峡を渡って参加・お出迎え!

▲デジタルサイネージ等を利用して現場説明
田川市立田川西中学校校舎棟新築工事
現在、少子高齢化の進む中田川市内の中学校でも小規模化が進んでいます。子供たちに必要な資質や学力を身に着けるのに望ましい集団規模を確保するため、猪位金校区を除く7中学校を再編し、将来の生徒数やまちづくりの方向性等を踏まえた教育環境を整備するため、田川市立田川西中学校(当社施工中)・田川東中学校の2校の建設を進めています。
コンセプトとして、
「フレキシブルスクール」「セーフティスクール」「コミュニティスクール」「エコスクール」の4つを掲げ、田川市を愛し、地域と共に歩み、豊かな心と創造力を育む「みんなの魅力ある学校」の実現をめざします。
■工事概要
工事件名 | : | 田川市立田川西中学校校舎棟新築工事 |
発注者 | : | 田川市 |
設計監理 | : | 株式会社梓設計 |
施工会社 | : | 鉄建建設株式会社 |
敷地面積 | : | 29,923.06㎡ |
建築面積 | : | 6,027.55㎡ |
階 数 | : | 地上4階 |
建物用途 | : | 中学校 |
体験型現場見学会
当日は新型コロナ感染防止対策を行いながら、午前:小学生、午後:中学生を対象とした2部制で行われ、来年度以降に入校される児童や生徒とその保護者ら約30名が参加しました。
地元産業の漆喰体験、新校舎内の見学、高所作業車等の建設機械の体験などを行いました。

チーム西中
今回の見学会当日、児童や生徒には「防災用折りたたみヘルメット」と「田川西中学校の校章シール」を記念品としてプレゼントしました。新校舎内の見学前に、その場でヘルメットの好きな場所に校章シールを貼って、一足先に「チーム西中」のメンバーとなってもらい、いざ現場見学へレッツゴー!!(新規入場者教育終了です。)

ヘルメットは、当日の現場見学会で使用してもらうのはもちろん、家に持ち帰ってからは防災用として活用できます。また、折りたたみ式なので保管場所も取らず実用的な記念品になりました。
地元産業の漆喰体験
田川市は、炭坑節やかつては吉永小百合主演映画「青春の門」の題材となった炭鉱の町であり、漆喰の主原料となる石灰石の産地として知られています。
漆喰とは、古くは飛鳥時代より建築材料として壁・天井などに使用される材料です。
漆喰は、自然素材であり、消臭性・調湿性・抗菌性・不燃性等高い機能性から再び注目を集めています。
田川西中学校新校舎でもメディアセンター、WC、地域エリアなどの壁、天井に使われています。
今回見学者の方には、記念品としてこの漆喰で手形を作り、持って帰っていただきました。
地域の産業と触れ合うことで住んでいる地域に愛着を持って自慢に感じてくれたと思います。

▲漆喰にラップをひいてかぶれ対策をして手形作り、乾いたら完成
新校舎内の見学
施工中の新校舎内を見学してもらいました。
生徒たちが通学する生徒用通用口、普通教室、屋外学習スペース、大空間のアリーナ等の様子を見学してもらいました。

▲生徒用通用口 漆喰壁施工中を見学

▲教室(左)と廊下兼用の多目的スペース(右)

▲アリーナ(2階観覧スペースより)
高所作業車体験
見学者の方は墜落制止用器具を装着し、当社社員といっしょに高所作業車に乗って、4mの高さを体験してもらいました。普段乗ることのない機械なので父兄の方も緊張と興奮の体験になりました。

建設業の魅力発信

参加者の方からは
「とても楽しかったです。普段見ることのできない部分や漆喰について見られて良かった。」
「学校に行くのが楽しくなるような印象でした。親子で新中学校の完成を楽しみにしています。」のお言葉をいただきました。

最後に建設現場を間近で見学し、体感していただくことは、将来を担う児童、生徒にとって建設業への見聞を広げ理解を促進することにつながると考えています。
今後も見学会や体験学習を通じて建設業の魅力を発信することで、地域や社会に貢献できるよう積極的に取り組んでいきます。
(てっけんPLUS+)