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2022.09.06

DX イベント プロジェクト 福島駅AP作業所で現場見学会開催

6/25に当社が施工しています「山形新幹線福島駅構内上りアプローチ線新設 高架橋1工区」の現場にて、JR東日本 仙台支社、東北建設プロジェクトマネジメントオフィス主催で現場見学会が行われました。

見学会は、「福島駅で鉄道のお仕事体験」と題して、JR福島駅の線路工事現場を見学したり、運転士や車掌の仕事をシミュレーターで体験したりして、鉄道に関わる仕事の魅力に触れてもらう特別企画となっています。
当社は線路工事現場見学をお手伝いしました。


山形新幹線福島駅構内上りアプローチ線新設 高架橋1工区


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▲赤い部分が新設されるアプローチ線(JR東日本提供)

本工事は、福島駅北側の新幹線と在来線に挟まれた全長245m区間で、高架橋3連構築(RC及びPRC)及び鋼下路桁のクレーン架設を行う工事です。 福島駅は、ダイヤ復旧の妨げになっていた駅南北での東北新幹線との平面交差が本工事により解消され、上下線が別々のホームで同時発着可能となるため、完成後はダイヤ乱れの早期復旧が見込めるようになります。
2026年度末の使用開始を目指し施工しています。

当日、県内外から小学生とその保護者ら約20名が参加しました。

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山形新幹線が東北新幹線に合流するための新たな「アプローチ線」の工事現場を見学し、拡張現実(AR)を用い、アプローチ線の完成イメージ(三次元モデル)をタブレットに投影してさまざまな角度から見学、ドローンを使用した空からのアングルで見学、仮想現実(VR)ゴーグルを装着し、仮想空間内で3D化された車両センターなどの見学や、重機といっしょに記念撮影など盛りだくさんな内容で行われました。

FAP04.png▲タブレットにて拡張現実(AR)を用いてアプローチ線の完成イメージ(三次元モデル)を見学

FAP06.png▲ドローン空撮の様子、見学者はタブレットで視聴

FAP05.png▲仮想現実(VR)ゴーグルを装着し、仮想空間内を見学

FAP07.png▲重機といっしょに記念撮影

当社はこのような見学会をお手伝いすることで、鉄道工事の魅力を伝えられたらと思います。 今後も見学会や体験学習を通じて、建設業の魅力を発信するとともに、地域や社会へ貢献できるように取り組んでいきます。

FAP08.jpg▲JR東日本の社員の皆様と当社作業所での集合写真

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