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2022.06.17

プロジェクト 表彰・感謝状 令和3年度 土木学会賞 技術賞・国際貢献賞を受賞

土木学会は5月16日、「令和3年度土木学会賞」の授賞者(21部門131件)を発表され、6月10日に表彰式が行われました。
当社は、技術賞と国際貢献賞を受賞しました。

※土木学会賞は学会創立後6年目の1920(大正9)年に「土木賞」として創設されました。以来、大戦終了後の1945年から48年までの余儀ない中断はあるものの、90余年の伝統に基づく権威ある表彰制度です。

<当社関連の受賞作品>
(施工者のみ記載)

技術賞
急曲線ホームの解消による都心ターミナル駅の安全性向上
-徹底した機械化施工によるJR飯田橋駅ホーム移設工事-

鉄建建設・前田建設共同企業体

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JR飯田橋駅の既設ホームは、曲線半径300mの急曲線部に位置するためホームと列車の離隔が大きく、転落事故等が発生していました。本工事では、営業運転を継続したまま、ホームを曲線の緩やかな区間へ約210m移設し、ホームと列車の離隔を低減し安全性の向上を図りました。
また機械化施工と新技術の導入による生産性の向上を図ることで、約1年1か月という短期間の中、無事故で工事を完遂しました。

安全・安心な社会インフラの早期整備に寄与するものとして、土木学会賞 技術賞に値すると認められました。

国際貢献賞
中川 泰
鉄建建設株式会社 技術顧問 兼 ダッカMRT作業所長

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中川技術顧問は約21年以上に渡り、東南アジアの各国にて、日本の施工計画力や工程・安全管理を活かし、当社の海外工事の礎を築くばかりではなく、鉄道整備を中心に東南アジア諸国のインフラの増強・近代化を進めてきました。
日本の技術や資機材を積極的に投入し、現地技術者と一体となり工事を完遂してきた実績と現地企業や技術者の育成への最大限の努力が土木学会国際貢献賞の受賞者として認められました。

表彰式

6月10日、令和3年度土木学会賞の表彰式がホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)で行われました。

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