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2021.10.08

イベント 「山形新幹線福島駅構内上りアプローチ線新設 高架橋1工区」安全祈願祭

東日本旅客鉄道株式会社東北工事事務所が建設を進める「山形新幹線福島駅構内上りアプローチ線新設 高架橋1工区」の安全祈願祭が令和3910日に現地にて行われました。

山形新幹線福島駅構内上りアプローチ線新設 高架橋1工区

本工事は、輸送障害時のダイヤ復旧時間の短縮を目的として、福島駅において奥羽本線を新幹線上りホームを結ぶアプローチ線を新設する工事です。 現在、福島駅における在来線(奥羽本線)と新幹線ホームを結ぶ既設アプローチ線が、単線・上下線共用であるため、2度の平面交差が生じる配線となっており、本工事は、輸送障害時のダイヤ復旧時間短縮を図ること等を目的として、上りアプローチ線を新設し、上下別線とすることで平面交差を解消するものです。 令和2年7月支障移転工事に着手後、令和3年7月から本体工事に着手し、令和8年度の使用開始を目指しています。

安全祈願祭

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神事では東日本旅客鉄道株式会社東北工事事務所の次長である齋藤道法様及び、東日本旅客鉄道株式会社仙台支社福島駅の駅長である佐々木高敏様の斎鍬に続き、鉄建建設株式会社、藤森伸一副社長の斎鋤により鍬入れの儀が執り行われ、同3名に加え、当作業所長の江口賦佐幸所長によって玉串が奉奠され、プロジェクトの安全を祈願しました。

yamagata02.jpg▲齋藤次長(斎鍬)

yamagata03.jpg▲佐々木駅長(斎鍬)

yamagata04.jpg▲藤森副社長(斎鋤)

当日の福島県福島市は「まん延防止等重点措置」が適用のため、事前に開催基準を設けた上で、会場にはパーティションの設置、検温、消毒、換気、席の間隔を十分に取るなど、対策を講じ式典を挙行しました。

yamagata05.png▲左:齋藤次長 右:藤森副社長

祭式の最後、齋藤次長は「新幹線の利便性向上に繋がり、非常に重要な社会的意義がある」と工事への期待を示し、藤森副社長は「プロジェクトをここまで進めてこられた皆様のご努力に敬意を表した上で、無事故・無災害で工事を完成させる」と宣言し、滞りなく安全祈願祭が納められました。

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