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PROJECTS IN PROGRESS進行中のプロジェクト

新郡界橋PC上部工事 /伊勢神改良「新郡界橋(仮称)」がつながりました

プロジェクト概要

2021.04.07
国道153号は、名古屋市から豊田市と長野県飯田市を経て塩尻市にいたる延長約214㎞の主要幹線道路です。第1次緊急輸送路に指定されているほか、危険物積載車両禁止区間を含む中央自動車道の迂回路としての役割もある重要な路線です。

●伊勢神(いせがみ)改良について
国道153号伊勢神改良の現道区間では、昭和35年供用の伊勢神トンネルが断面不足のため大型車同士のすれ違いが困難であること、また、小曲線、急勾配などの構造的問題から、事故危険性が高いことが長年問題となっています。
国土交通省中部地方整備局名古屋国道事務所は、トンネルと橋梁合わせて延長約2.4㎞からなる道路改良事業を進めており、このうち当社は、トンネル進入までの線形不良を解消するための橋梁「新郡界橋」の上部工新設工事を行っています。

●整備後の効果
伊勢神改良の整備により、事故危険性の低減と利便性の向上、さらには道路防災点検要対策箇所の回避による災害危険性の低減が見込まれます。そして、幹線道路としての機能確保、第1次緊急輸送路としての信頼性向上により、安全・安心な道へと生まれ変わります。

工事件名 平成31年度153号新郡界橋PC上部工事
施工場所 豊田市連谷町~豊田市小田木町
お客さま 国土交通省 中部地方整備局 名古屋国道事務所
構造・形式 PC2径間連続ラーメン箱桁橋
その他 架設工法:片持張出架設工法
橋長:134.0m
支間長:79.6m+52.6m
幅員:道路7.5m~10.5m、歩道2.0m
工種:脚頭部工、PC片持箱桁工、橋台工、橋梁付属物工、擁壁工、仮桟橋撤去工

動画でみるプロジェクト

写真でみるプロジェクト

2020年8月
張出架設状況(A1橋台側より)

2020年10月
張出架設状況(段戸川下流側から上流側を臨む)

2021年3月
上部工完成(段戸川下流側から上流側を臨む)

施工の順序

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