RCS合成壁

ソイルセメント柱列壁の芯材と地下外壁の合成壁構造

工法概要

ソイルセメト柱列壁は、仮設用の山留め壁として施工されますが、芯材のH形鋼は、土水圧に対して十分な耐力があります。今まで、このH形鋼は建物の竣工後も埋設されたままで、構造的には寄与していませんでした。RCS(RC造と柱列壁の芯材H鋼のS造)合成壁工法は、ソイルセメント柱列壁の芯材を地下外壁(鉄筋コンクリート造)と形鋼コネクタやスタッドコネクタで一体化させる事により、地下外壁として本体構造に利用できます。これにより、資源の有効活用および施工の合理化が図れるため、施工コストの低減が可能です。なお、親杭横矢板工法に用いたH形鋼を芯材とすることも可能です。

工法の特徴

  • 仮設材として用いられていたH形鋼を本体構造として有効に活用できます。
  • 地下外壁の壁厚を大幅に低減できるため、鉄筋やコンクリートの使用量が少なくなり、施工コストが低減できます。この効果は、地下階数が多いほど、地下階高が高いほど大きくなります。
  • 地下部の有効面積が増加するため、敷地の有効利用に寄与します。
  • 合成壁として高い剛性を有しているため、切梁支保工解体時に切梁の盛替えを省くことが可能となり、工事の省力化、施工コストの低減につながります。
  • 【評定】一般財団法人 ベターリビングより2005年3月11日付けの評定を取得
    件名:RCS合成壁/杭工法の合成構造としての性能
    番号:評定CBL FP001-04号

地下外壁への適用例

地下外壁への適用例

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