TECHNOLOGY INTRODUCTION

三次元顔認証システムを活用したトンネル入出坑管理と就業履歴管理システム【Face-TEEMS】

概要

本技術は、山岳トンネルやシールドトンネル現場に従事する技能者の入出坑管理と就業履歴管理を一元的に運用管理できるシステムです。最先端の認証方式を有する三次元顔認証機を利用し、技能者一人ひとりの三次元顔データをもとに、トンネル入出坑管理および技能者の就業履歴を蓄積できます。

山岳トンネル現場
▲山岳トンネル現場での試行例
左)出退勤用顔認証機  右)坑口に設置した入出坑管理用顔認証機と入坑管理モニター

シールドトンネル現場
▲シールドトンネル現場での試行例
左)出退勤用顔認証機  右)立坑付近に設置した入出坑管理用顔認証機と入坑管理モニター


顔認証機でのスキャニングは出退勤時に行います。入出坑管理は、三次元顔データに紐付けされたRFIDタグを技能者のヘルメット等に固定し、坑口部の受信機で検知することで、入出坑毎の顔スキャニングが不要となります。検知した入出坑状況は、坑口部に設置した入坑管理モニターに表示され、出退勤データとともに蓄積されます。

特長

  • 使用する三次元顔認証機は、赤外線の照射とキャプチャリングを同時に行う高い認証精度を有するため、なりすまし防止の効果があります。
  • 登録した三次元顔データに対し、スキャニングによる出退勤データRFIDタグによる入出抗データが合わせて管理され、技術者毎の就業履歴として蓄積されます。
  • 出退勤および入出坑状況は、リアルタイムにクラウド上に保存されるため、管理者はWEB上で確認が可能です。
  • 本技術の顔認証デバイスは、CCUSと連携機能のあるグリーンサイト(MC DATA PLUS社)とAPI連携を行っているため、就業履歴データをCCUSに蓄積することができます。


三次元顔認証機
▲三次元顔認証機
WEBブラウザにおける管理画面
▲WEBブラウザにおける管理画面
入出坑管理モニター
▲入出坑管理モニターの例





手順

>現場従事初回に技能者の新規入場者提出資料と合わせて、三次元顔認証登録及びRFIDタグを登録します。その後は日常的に技能者毎の出勤、退勤、入坑、出坑の情報を時刻で記録、蓄積することができ、労働時間も把握、管理することができます。

また、各データは、クラウド上で一元管理されており、就業履歴の管理画面をWEBで確認できます。




■社外発表
1)舟橋、杉田、宇田、斉藤:ICTと三次元顔認証機を活用したトンネル入出坑管理と技能者就業履歴管理 [令和3年度土木学会全国大会第76回年次学術講演会] Ⅵ-53(2021年9月)