TECHNOLOGY INTRODUCTION

共鳴器型消音器

山岳トンネルにおける発破掘削時の低周波音を低減

概要

発破工法によりトンネル掘削を行う山岳トンネル現場において、発破時に発生する低周波音を低減するものです。
トンネル内の一部に吸音用開口の施された隔壁設置により共鳴空間のある二重断面構造を構築し、吹付けコンクリート面または覆工面と消音器間のスペースを共鳴空間として利用することで、共鳴吸音による減音効果を得ることができます。

低周波音低減効果の例
▲防音扉を併用した共鳴器型消音器による低周波音低減効果の例3)

特長

  • 断面変化と共鳴吸音の相乗効果により低周波音を低減することが可能です。
  • 消音器に設ける孔径とその数量の変化(開口率の変化)で吸音する周波数を調整できます。
  • 防音扉を併用することにより、全周波数帯域で低周波音の低減効果が期待できます。
実績①
▲高速道路トンネル(長崎県)


実績②
▲高規格幹線道路トンネル(岐阜県)


■プレスリリース
共鳴器型消音器によりトンネル工事の低周波騒音を低減~模型実験で10dB以上の低減効果を確認~(2016年4月21日)
■社外発表
1)冨沢、石渡、中澤:縮尺模型実験による基礎的検討-トンネル工事に伴う低周波騒音低減を目的とした共鳴器型消音器の開発:その1[日本建築学会大会学術講演梗概集 九州] No.40147(2016年8月)
2)植村、浦川、中澤、田辺ら:トンネル爆破掘削の共鳴器型消音器を用いた低周波音の低減(効果検証)
 [平成30年度土木学会全国大会第73回年次学術講演会] Ⅵ-083(2018年8月)
3)舟橋、小山田、辻本、冨澤ら:防音扉を併用した共鳴器型消音器による発破低周波音の低減効果に関する一考察
 [令和6年度土木学会全国大会第79回年次学術講演会] Ⅵ-380(2024年9月)