TECHNOLOGY INTRODUCTION

STUクリアシート工法®
コンクリート構造物はく落防止技術 ≪特許取得済み NETIS工法≫
概要

STUクリアシート工法®は省工程のはく落防止工法で、従来の工法とは異なり、省人化を図ることが可能です。作業工数はタフメッシュ工法®と同様に下地処理後、接着材塗布、シート貼付け、脱泡作業だけとなり、従来の工法より手間が格段に少なくなります。そのため工期短縮が図られ、仮設費や道路規制費の低減が可能となります。
また、タフメッシュ工法®より透明なため、下地コンクリートの見えやすさが向上しています。
特長
- シートが薄くて軽いため、施工性が良好です。
- 省工程な工法のため、道路規制費・線路閉鎖費等が低減可能です。
- 接着材のみで貼付けるため、含浸や特殊装置不要。→当工法の熟練工でなくても対応可能です。
- 成型材料を使用するため品質が安定しています。
- 紫外線劣化が少ない材料を使用しています。
- 伸び性能も有するため目地またぎの施工も可能です。
- ほぼ透明なため、施工後も下地状況の観察が可能です。
- 接着剤が非危険物のため、火災事故のリスクが少ないです。
- 首都高速道路㈱橋梁構造物設計要領[コンクリート片剝落防止編]における剥落防止工の評価基準A種に適合しています。
なお、接着剤の種類により、STUクリアシートーS工法、STUクリアシートーR工法があり、その内容は以下の表の通りです。
接着剤品番 | 消防法上の区分 | 主材の外観 | 硬化剤の外観 | |
---|---|---|---|---|
ーS工法 | STN-2020 | 指定可燃物 | 桃色グリス状 | 青色グリス状 |
ーR工法 | XL-1902 | 危険物二類 | 乳白色グリス状 | 淡黄色液状 |


上記要求性能1.5N/㎟を大きくクリア