TECHNOLOGY INTRODUCTION

鉄筋組立ガイダンスシステム

組立順序の事前確認が可能で、手戻りを防止

概要

PCラーメン橋の柱頭部では、複雑に鉄筋・PC鋼材が配置されていますが、これらの設計図面は別々で作成されているため、鋼材同士が干渉し配置できない、コンクリート充填のあきが確保できない等により鉄筋組立時の手戻りが生じる事がありました。
事前に3DCADモデルを構築し、鉄筋・鋼材の干渉チェックを行うとともに、配筋順序を3D動画で示すことにより、鉄筋工が視覚的に配筋順序を確認でき、手戻りを防止する「鉄筋組立ガイダンスシステム」を開発しました。

特長

  • 品質・トラブルの防止

・熟練技能者の高齢化や人手不足が進行する中、若手人材の育成に寄与します。
・将来的には、AIによる配筋手順の自動ガイダンス機能を構築します。

  • 配筋順序のデータベース化による技能伝承 

・熟練技能者の高齢化や人手不足が進行する中、若手人材の育成に寄与します。
・将来的には、AIによる配筋手順の自動ガイダンス機能を構築します。