TECHNOLOGY INTRODUCTION

MIRACR(ミラクル)工法

柱鉄筋コンクリート造・梁鉄骨造の複合化構法

概要

イメージ図                       当社独自の仕口ディテール

近年、鋼材の価格上昇に伴い、積極的に柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造とした複合化工法をショピングセンターや倉庫等に活用される事例が増えています。ミラクル構法は、柱にRC造・梁にS造を用い、適材適所に単一構造形式の長所を組み合わせた複合化工法です。これにより、揺れの少ない大空間の建物を短工期、低コストで構築することができます。
また、仕口内の鉄骨フランジを無くし、鉄骨ウェブ(中板)に開口を設けた当社独自の仕口を開発しています。これにより、高い安全性と施工の効率化が図れます。

特長

  • 独自の仕口により、異種部材間の応力をスムーズに伝達します。
  • プレキャスト(PCa)部材を採用すれば、高品質・高精度の確保と短工期が可能となります。
  • RC柱は、S造に比べ地震・風による建物の変形が小さく、居住性も向上します。
  • 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造に比べて、工期短縮・コスト低減が可能です。
  • 廃材や騒音の発生を最小限に抑えた「地球にやさしい」工法です。
  • (財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を2006年11月に取得しています。
  • 【適用建物】施工実験にて高い精度と施工性を確認しました。本工法は以下のような建物に適用できます。
    オフィスビル、ショッピングセンター、立体駐車場、倉庫

施工実験風景