TECHNOLOGY INTRODUCTION

THEWS(ゼウス)工法
RC地中連続壁の本体利用技術
概要
工法イメージ 合成壁のイメージ
地下空間は建物を支える大切な基礎であるとともに、私たちに残された貴重なスペースとして有効に利用していかなければなりません。高度に集積した都市では、インフラ施設、物流施設、機械設備施設、立体駐車場など用途に応じた地上と地下の使い分けを迫られています。
THEWS(Tekken Honeycomb Earth Wall System)工法は、合理的(仮設壁兼用)に地下空間を構築する地中連続壁工法です。あらゆる地盤に対応し、地下150mの深さ迄、剛性の高い地中壁を構築できます。
本工法は、昭和62年に日本建築センターの評定を取得して以来、実績を積み重ねて参りましたが、二方向版耐側圧壁、合成壁の機能評価を追加取得したことで、ますます合理的で経済的な工法なりました。
特長
- 二方向版耐側圧壁としての機能を有しているため、設計の自由度が大きく、広い地下空間の構築が可能です。
- 合成壁としての機能を有しているため、無駄のない合理的な地中連続壁の構築が可能です。
上図(合成壁のイメージ)に示すように合成壁は、接合面の洗浄及び接合筋により、THEWS壁と後打壁を一体化し、構造的にも1枚壁として外力に抵抗します。 - 独自に開発した剛接継ぎ手は、優れた耐震性を有しているため、剛性の高い基礎や外壁の構築が可能です。
- 大深度・大壁厚の地中連続壁を高精度に構築可能です(掘削深さ150m,掘削壁厚2.4m)。
- 液状化、軟弱地盤対策に有効です。
中部電力東信変電所の外壁 星が丘住宅(神戸市)の壁杭