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建設技術総合センターの記事一覧

農学部学生が鉄道施設体験/土地改良建設協会が主催

鉄建建設・建設技術総合センターで9月1日、(一社)土地改良建設協会の主催で、大学生を対象とした見学会が開催されました。 同協会では、土木工学や農業農村工学の魅力を大学生に伝えるために、会員企業の技術研究所などで見学会を開催しており、7名の大学生が参加しました。

tochikai (1).JPG▲実物仕様の鉄道施設研修を体験

tochikai (2).JPG▲施工実験棟で研究開発の一例を紹介


見学会終了後には、農林水産省の若手職員、当社の技術職社員との意見交換会も行われました。 その中で当社は、現在の会社の取り組みを問う学生に対し、省力化による生産性向上に向けた技術開発を同センターで実施していることや、専門部署のダイバーシティ推進部が中心となり取り組んでいる働き方改革やワークライフバランス実現のための方策事例などを説明しました。また、現場配属を経て設計業務と技術開発業務を担う2名の若手社員がそれぞれの仕事の内容などを紹介しました。

tochikai (3).JPG▲意見交換会の様子


参加した学生からは、「土木技術の研究施設で貴重な体験ができた」、「大学でどう学ぶべきかのよい参考になった」などの声が寄せられ好評のうちに閉会となりました。

tochikai (4).JPG▲2020年4月に完成した新施工実験棟前にて

1Dayインターンシップ2022を開催しました

8月19日、鉄建建設・建設技術総合センター内の研修センター(千葉県成田市)において、1dayインターンシップ(土木・機電対象)を開催し、9人の学生が参加しました。

今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から採用活動をweb面談で行う企業が多い中、対面で話す、現場で仕事を体験するといった本来のインターンシップの特性を発揮するために、屋外・屋内に研修施設をもつ同センターに応募者を集め、万全な感染防止策を講じて対面でのインターンシップを開催しました。

今回のインターンシップでは、土木系と建築系に分け、1回あたりの募集人員を10人前後に絞り、最寄り駅からの送迎には大型バスを利用、屋内研修では各テーブルにつき1名とし前面にアクリル板を置くなどして屋内の「3つの密」の回避とソーシャルディスタンスの確保を徹底しました。

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プログラム(※1)
・業務体験<1>
 施工管理の仕事とは/躯体工事の施工計画を考える ★屋外研修
・鉄道安全研修 ★屋外研修
 <昼食>
・当社の保有技術紹介
・業務体験<2>
 躯体工事でのQCDSE(※2)を考える/業務に潜む課題と解決策を考える
・会社説明
・就職相談(座談会)「ゼネコンの仕事」
※1 プログラム内容は職種、開催日により異なります。
※2 施工管理の基本要素で、Quality(品質)、Cost(原価)、Delivery(工期)、Safety(安全)、Environment(環境)の略。

屋外研修

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▲ボックスカルバートの鉄筋・型枠・コンクリートを再現したモックアップで「施工管理」を体験


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▲軌道、踏切、ホーム等さまざまな鉄道施設に触れ「鉄道の安全」を学ぶ



30℃を超える真夏日での屋外研修となりましたが、こまめに塩分・水分をとり熱中症にも配慮し、無事に屋外研修を終えました。

同研修センターは、実体験型の鉄道安全研修設備を設置しており、安全と土木・建築技術伝承の場として社内外、国内外を問わず次世代の技術者育成のために活用されています。

参加者からは、「普段触れることのできないさまざまな鉄道施設を間近に見て触れることができて勉強になった」、「インターンシップははじめてで、交通系の企業に興味があり参加したが良い体験ができた」、「他社はオンライン開催が多い中、対面開催ということで参加し会社の特徴がわかってよかった」などの感想が寄せられました。 また、コロナ禍での対面開催に対しては、「コロナの影響下でどのように対策し社会活動しているのかを共有したい思いがあった」、「屋外施設の体験があると聞いたが対策を講じていれば不安はさほどなかった」などの参加を決めた思いが寄せられました。

屋内研修

2008intern2up (4).JPG「施工計画を考える」では、屋外で見学したボックスカルバードを題材に、施工フローの穴埋め問題を解いて施工管理の手順と内容を学びました。次に、QCDSEの各段階に潜む問題点と解決策を考える演習を行いました。現場で「鉄筋の数が合わない」、「工程に間に合わない」、安全教育や朝礼で「指示が正しく伝わらない」など、学生が自ら考えた問題や課題に対して、それらをどのようにして回避するかを考えました。ゼネコンのモノづくりが技術だけではなく、思考と想像、コミュニケーションを通じた施工管理の上に成り立つことを学んでいました。

担当者の声

●土木本部土木企画部 
波多野 茂通 人材育成グループリーダー 
今回は、現場の実地体験ができない代わりに、鉄道施設体験で当社の特性を知ってもらうほか、ゼネコンで働く上で求められる資質として、先々のこと(リスク)を自ら考え対策を用意しておく力(=課題解決能力)の大切さを伝えました。

●管理本部人事部  
高崎 恭彦 人事グループリーダー
コロナの影響の中、参加者の安全を第一に考え、参加人数を制限し他にもさまざまな感染防止対策を講じ開催に踏み切りました。例年通りのインターンシップが開催できず学生も動きづらい状況にありますが、今後も鉄道施設体験などの五感を使ったメニューを用意し、当社の魅力と強みを感じてもらえるインターンシップを開催していきます。


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▲(左)波多野 人材育成グループリーダー
(右)高崎 人事グループリーダー(左から2番目)とインターンシップサポートメンバー

今後のインターンシップの開催情報は、採用ページまたはマイナビでご確認ください。
注)開催場所およびプログラム内容は職種、開催日により異なります。

建設技術総合センターの施工実験棟建て替えが完了

当社が千葉県成田市に所有する建設技術総合センター内で建て替え工事を行っていた施工実験棟が完成し、4月7日に竣工式を執り行いました。
式典には、伊藤泰司社長、林康雄会長をはじめ、城本政雄東京支店長ら40名が出席しました。

202004narita02.jpg施工実験棟の外観

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テープカットする林会長(左)、伊藤社長(右)

新実験棟は、S造2階建て延べ2242㎡、建物高さ17.3mで、1階フロアには実物大施工試験に対応するフラット床エリア、コンクリート打設実験などの施工試験が可能な水使用可能エリア、研究開発のための加工エリア、地下水を考慮した各種施工試験を行う地下ピットなどを備えた施工実験スペースのほか、材料性能試験を行う試験室、フルハーネス装着時のぶら下がり体験などが行える安全研修室などを配置しました。
今後需要拡大が想定される大規模更新・改築工事への対応、生産性向上に向けた技術開発などを行っていきます。

また、建築のコンセプトに①建築と設備の省エネルギー技術の導入による低炭素化、再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減、②BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の取得の2つを掲げた環境配慮型の建物となっています。

202004narita03.jpg施設全景(右端が施工実験棟)

202004narita floor.jpgフロアガイド(クリックすると拡大します)



建設技術総合センターは、現場の技術力向上と研究開発を総合させながら、安全と品質を担保する「技術と感性」を持った人材づくりをめざしています。

日本盲導犬協会ユーザーの会・体験講座を受け入れ

当社は、9月24日と30日の両日、建設技術総合センター・研修センター(千葉県成田市)で、「日本盲導犬協会ユーザーの会・体験講座」の開催に協力しました。

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▲屋外の軌道施設で記念撮影

この催しは、視覚障がいのある方が鉄道をより安全に利用することを目的として、実物どおりに再現された数々の鉄道施設・設備に触れて体験してもらうために、日本盲導犬協会 ユーザーの会様が企画したものです。
今回、同センターで初の開催となりました。

2日間を通して、障がいのある方とガイドヘルパーの19組に立会者4名を加えた42人と盲導犬19頭が参加しました。
参加者からは、「これからの鉄道利用の際に、必ず役に立つ貴重な体験になった」「普通では触れられないものに実際に触れ、身を持って体験できたことが、大変ためになった」や、「同じ障がいを持つ仲間にも注意喚起したい」などの声が聞かれ、好評をいただきました。

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▲ガイドヘルパー・盲導犬とペアで施設をめぐり、退避行動などを体感してもらいました

同センターは、社員研修はもちろん、国内企業や海外からの研修・視察にも活用していただいています。
この他、千葉県内の盲学校による「鉄道体験会」の開催に毎年協力するなど、施設の活用や提供を通じて地域や社会への貢献に取り組んでいます。

■施設については、研修センターのページ をご覧ください。
詳しくは、問合せフォーム(建設技術総合センター) にてお問合せください。

建設技術総合センターで京都工学院高等学校の研修を受入

3月4日、当社の建設技術総合センターは、京都工学院高等学校(京都市伏見区)の1年生36名の研修授業を受け入れました。同校は「普段と異なる生活環境下にあって,集団行動を通して自律心を養い,最先端の科学技術にふれ,見聞を広めること」を目的として東京方面に3泊4日の研修旅行を行っており、当社にはプロジェクト工学科(工業科)の「都市デザイン領域」や「建築デザイン領域」を専攻する生徒さんらが訪れました。

1904_highschool02.JPG 初めての線路内立ち入り指差呼称(しさこしょう)

1904_highschool03.JPG ▲線路メンテナンスで使用する移動用車両に乗車

1904_highschool01.jpg ▲真剣な表情の生徒さんたち

1904_highschool04.jpg ▲雨の中、お疲れ様でした!

生徒さんに感想を尋ねると、「自分の将来はまだあまり決めていない。研修旅行で色々な会社を訪れることができて、参考になる。」と話してくれました。鉄建建設は、建設業界全体を元気にするため、若者に建設業の魅力を伝える活動を今後も継続していきます!

建設技術総合センターで鉄和会(協力会社会)の研修を初開催

昨年11月と今年2月、鉄建建設の基幹的な協力会社で組織されている〈鉄和会〉の集合研修を開催しました。当社の研修施設である建設技術総合センター(千葉県成田市)を利用した〈鉄和会〉の研修は初めての開催となります。当日は全国から17~18名ずつの専門工事業者の皆さんが参加されました。
(11月29・30日:土木部会、2月14・15日:建築部会)

〈鉄和会〉は全国7地区ごとにあり、計600社ほどの協力会社が加入し、近年は「働き方改革」や「建設キャリアアップシステム」、将来の担い手確保、人材育成などの幅広い分野について、連携して課題解決に取り組んでいます。

tetsuwa_001.JPG受講後のアンケートでも好評だった「品質管理」の講義

研修では、「安全管理」「品質管理」などに関する講義と、実際の鉄道施設を再現した〈屋外研修フィールド〉の見学、さらに「働き方改革」などについての意見交換会を行いました。

tetsuwa_002.JPG〈ホームエリア〉で安全管理上の注意点を学ぶ

今回の研修は〈鉄和会〉からの熱心な開催要望の声を受けて実現しました。参加者からは「業種を越えて専門工事会社を集めた研修は他社でも少ないと思います。このような機会を増やし、安全・品質向上に向けて、活動の後押しをしていただければと思います。」という声も寄せられました。

鉄建建設では、今後も協力会社のレベルアップのため、安全意識向上や、技術力向上に寄与する機会を提供していきます。

tetsuwa_003.JPG〈工事状況再現エリア〉で防護設備の役割やメンテナンスについて学ぶ

インド鉄道省・高速鉄道公社職員が、建設技術総合センターを視察

10月22日、研修のため来日中のインド鉄道省・高速鉄道公社職員の方々が、千葉県成田市にある当社の建設技術総合センターに来訪されました。

JICA(独立行政法人国際協力機構)のコーディネートにより、30名が10月15日に来日され、「土木」と「電力・車両・信号通信・事務」の2つのグループに分かれて、12日間にわたり、日本各地で視察や講義の受講などの研修を受けられました。今回、当センターに来訪されたのは「土木」グループ(14名)の皆さんで、本物と同じ駅・鉄道設備が再現されている屋外研修フィールドを中心に視察されました。

CIMG2817.JPG「工事状況再現エリア」を見学

CIMG2824.JPG「ホームエリア」でホームの構造や安全管理について説明を受ける

CIMG2833_small.jpg「踏切・線路覆工エリア」で信号設備や安全設備について学ぶ

限られた時間での視察でしたが、質疑応答や意見交換も活発に行われ、訪れた職員の方は、皆さん熱心に学ばれていました。

CIMG2845.JPG研修センター前で記念撮影

鉄道工学をリアルに学ぶ

CIMG2665.JPG7月14日、鉄建建設・建設技術総合センター(千葉県成田市)の屋外研修施設を利用して、日本大学理工学部交通システム学科3年生の学外授業が行われました。99名の学生さんが、3班に分かれ、「ホームエリア」、「工事状況再現エリア」、「踏切・線路覆工エリア」の3エリアをそれぞれ順に受講されました。

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この実習は、2013年から行われていて、5回目となる今年は記録的な猛暑中での講義でした。受講生は、ホーム構造や分岐器の構造の確認、障害物検知装置の動作確認、(電気の通っていない)架線に直接触ったり、駅プラットホームでの待避体験などを学ばれていました。

界壁に関する建基法の改正に貢献

4月25日、「平成29年度建築基準整備促進事業」の報告会が開催されました。

当事業は民間の能力を活用し、建築基準法などの見直しを図る目的で行われています。具体的には、国が基礎的なデータ調査や技術基準の基礎資料作成を行う民間事業者などを公募し、採択された事業者には補助金が給付されます。当社は平成28年度から2年間、「共同住宅の界壁(※)等の遮音性能に関する技術的基準の検討」について、日本大学理工学部の井上勝夫特任教授を代表者に、住環境総合研究所、大成建設、栗本鐵工所、日本音響材料協会の5社と研究を進めてきました。

※界壁とは、共同住宅で各住居との境界になる壁のこと。

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報告会では、建築基準法第30条(長屋又は共同住宅の各戸の界壁)の「各戸の界壁は、小屋裏又は天井裏に達するものとする」という規定に対し、界壁と遮音性能の関係を調査により明らかにし、天井裏を通る伝搬音の実験室測定方法を提案した成果を発表しました。

この成果は、3月6日に閣議決定された「建築基準法の一部を改正する法律案」に盛り込まれており、緩和規定が設けられるという結果につながっています。現在、サービス付高齢者向け住宅や民泊施設などが増加傾向にありますが、既存建物をこれらに用途転換する場合などで活用が見込まれ、既存建築ストックの有効活用に寄与するものと期待されています。

都市大フレッシャーズキャンプ開催

4月7日、今年も東京都市大学工学部都市工学科の新1年生97名を招いて、見学会(フレッシャーズキャンプ)を当社の建設技術総合センター(成田市)で開催しました。今回で3回目となります。

新入生からは建設現場や鉄道設備が実体験できると好評で、大学で「何をどうして学ぶか」のモチベーションづくりに役立っています。

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屋外研修フィールドでは、全長150mの複線軌道にある鉄道設備3エリアを見学。「ホームエリア」では踏切の非常停止ボタンを押し、電車を止める仕組みを体験しました。また「踏切・線路覆工エリア」では踏切設備を、「工事再現エリア」では、当社のHEP&JES工法や、線路を受ける工事桁、分岐器など普段触ることができない設備を体験してもらい、レールスクーターの試乗も行いました。

Freshers Camp_02.jpg

また、線路間やホーム上の鉄骨柱を建てる工事に使う軌陸重機ハンドリングマシンの実演を行い、鉄道工事への関心を深めてもらいました。建設技術総合センターでは、このような大学と連携した活動を通し、これからを担う人材育成の支援を行っています。