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2020年08月アーカイブ

「記憶を語り継いでいく」震災復興工事記念植樹

鉄建建設は、東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社さまのご協力のもと、JR気仙沼線BRTの「本吉駅」、JR大船渡線BRTの「陸前高田駅」「大船渡駅」に「しだれ桜」「河津桜」「ヤブツバキ」「ハナミズキ」を、また、宮古市さま、三陸鉄道株式会社さまのご理解を得て、三陸鉄道リアス線「八木沢・宮古短大駅」に、「キリシマツツジ」「アカヤシオツツジ」「シロヤシオツツジ」を植樹しました。

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▲復興工事に携わった路線と植樹の位置

震災の記憶と復興の思いを継いでいく

平成23年3月の東日本大震災により発生した津波で、東北地方太平洋沿岸部は甚大な被害を受け、多くの方々が被災されました。長年、地域の皆さまに愛され、利用されてきたJR気仙沼線、JR大船渡線、三陸鉄道リアス線の沿岸部の区間も大きく被災し、鉄建建設は早期復旧に向け全力で取り組んできました。

今年は、東日本大震災から10年目という節目を迎えることから、沿線に桜の木などの植樹を実施いたしました。私どもが植樹に込めた思いは『感謝』と『願い』です。『感謝』は工事中の地域の皆さまのご理解とご協力に、そして発注者さまからのご指導ご支援に、また工事に携わった多くの方々への思いです。『願い』は震災の記憶を風化させないこと、地域の皆さまが活き活きと暮らす賑わいのある街になって欲しいとの思いです。

植樹させていただいた桜の木などが年々成長し、末永く皆さまに親しんでいただける心地よい場所となることを願っています。

▲JR盛岡支社 齋藤道法 企画部長ほか総務部 企画室のみなさんと
BRT大船渡駅にて

▲記念プレート

1Dayインターンシップ2022を開催しました

8月19日、鉄建建設・建設技術総合センター内の研修センター(千葉県成田市)において、1dayインターンシップ(土木・機電対象)を開催し、9人の学生が参加しました。

今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から採用活動をweb面談で行う企業が多い中、対面で話す、現場で仕事を体験するといった本来のインターンシップの特性を発揮するために、屋外・屋内に研修施設をもつ同センターに応募者を集め、万全な感染防止策を講じて対面でのインターンシップを開催しました。

今回のインターンシップでは、土木系と建築系に分け、1回あたりの募集人員を10人前後に絞り、最寄り駅からの送迎には大型バスを利用、屋内研修では各テーブルにつき1名とし前面にアクリル板を置くなどして屋内の「3つの密」の回避とソーシャルディスタンスの確保を徹底しました。

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プログラム(※1)
・業務体験<1>
 施工管理の仕事とは/躯体工事の施工計画を考える ★屋外研修
・鉄道安全研修 ★屋外研修
 <昼食>
・当社の保有技術紹介
・業務体験<2>
 躯体工事でのQCDSE(※2)を考える/業務に潜む課題と解決策を考える
・会社説明
・就職相談(座談会)「ゼネコンの仕事」
※1 プログラム内容は職種、開催日により異なります。
※2 施工管理の基本要素で、Quality(品質)、Cost(原価)、Delivery(工期)、Safety(安全)、Environment(環境)の略。

屋外研修

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▲ボックスカルバートの鉄筋・型枠・コンクリートを再現したモックアップで「施工管理」を体験


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▲軌道、踏切、ホーム等さまざまな鉄道施設に触れ「鉄道の安全」を学ぶ



30℃を超える真夏日での屋外研修となりましたが、こまめに塩分・水分をとり熱中症にも配慮し、無事に屋外研修を終えました。

同研修センターは、実体験型の鉄道安全研修設備を設置しており、安全と土木・建築技術伝承の場として社内外、国内外を問わず次世代の技術者育成のために活用されています。

参加者からは、「普段触れることのできないさまざまな鉄道施設を間近に見て触れることができて勉強になった」、「インターンシップははじめてで、交通系の企業に興味があり参加したが良い体験ができた」、「他社はオンライン開催が多い中、対面開催ということで参加し会社の特徴がわかってよかった」などの感想が寄せられました。 また、コロナ禍での対面開催に対しては、「コロナの影響下でどのように対策し社会活動しているのかを共有したい思いがあった」、「屋外施設の体験があると聞いたが対策を講じていれば不安はさほどなかった」などの参加を決めた思いが寄せられました。

屋内研修

2008intern2up (4).JPG「施工計画を考える」では、屋外で見学したボックスカルバードを題材に、施工フローの穴埋め問題を解いて施工管理の手順と内容を学びました。次に、QCDSEの各段階に潜む問題点と解決策を考える演習を行いました。現場で「鉄筋の数が合わない」、「工程に間に合わない」、安全教育や朝礼で「指示が正しく伝わらない」など、学生が自ら考えた問題や課題に対して、それらをどのようにして回避するかを考えました。ゼネコンのモノづくりが技術だけではなく、思考と想像、コミュニケーションを通じた施工管理の上に成り立つことを学んでいました。

担当者の声

●土木本部土木企画部 
波多野 茂通 人材育成グループリーダー 
今回は、現場の実地体験ができない代わりに、鉄道施設体験で当社の特性を知ってもらうほか、ゼネコンで働く上で求められる資質として、先々のこと(リスク)を自ら考え対策を用意しておく力(=課題解決能力)の大切さを伝えました。

●管理本部人事部  
高崎 恭彦 人事グループリーダー
コロナの影響の中、参加者の安全を第一に考え、参加人数を制限し他にもさまざまな感染防止対策を講じ開催に踏み切りました。例年通りのインターンシップが開催できず学生も動きづらい状況にありますが、今後も鉄道施設体験などの五感を使ったメニューを用意し、当社の魅力と強みを感じてもらえるインターンシップを開催していきます。


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▲(左)波多野 人材育成グループリーダー
(右)高崎 人事グループリーダー(左から2番目)とインターンシップサポートメンバー

今後のインターンシップの開催情報は、採用ページまたはマイナビでご確認ください。
注)開催場所およびプログラム内容は職種、開催日により異なります。

福岡3号岡垣トンネルが貫通/4車線化で交通ボトルネック解消

8月6日、福岡県遠賀郡岡垣町野間~上畑間で施工中の福岡3号岡垣トンネル新設工事(所長:佐藤 真穂)において、トンネルが無事貫通しました。

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↓ ↓ ↓ 貫 通 動 画 ↓ ↓ ↓

▲スタートボタンを押すと動画が再生されます(再生時間 45秒)


この工事は、北九州市~福岡市間の岡垣バイパス(延長4km)において、延長276mのトンネルを新設する工事です。
岡垣バイパスは、北部九州の二大都市である福岡市と北九州市を結ぶ国道3号の2車線区間を4車線化することにより、交通ボトルネックを解消し信頼性の高いネットワークを構築するとともに、対面通行区間の解消による安全・安心の確保を目的としたもので、国土交通省九州地方整備局 北九州国道事務所が平成30年度から着手している事業です。

掘削工事では、起点側の斜坑門及び低土被り区間での変位が大きく、変位収束も遅かったため、仮インバートや長尺ロックボルト(L=6m)に加えて、切羽前方のトンネル周辺地山を補強・改良する補助工法を併用しました。その結果、低土被り区間を許容変位内で掘削をすることができました。

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▲貫通側トンネル坑口

 
7月には見学会を開催して多数の方々に掘削状況を見て頂きました。7/15整備局若手見学会(30名)、7/23近隣3地区の合同見学会(75名)、7/27岡垣町見学会では町民、期成会(4車線化推進団体、近隣市町長や議員等)及び近隣市町、県の土木職員(134名)、7/30NEXCO西日本(30名)と合計260名以上の見学者がありました。坑内のトンネル仮設備や一次掘削など重機の稼動状況を見ていただき、質疑応答も行い事業と工事への理解を深めて頂きました。

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▲地元見学会 起点側坑口にて

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▲左:供用中の2車線、右:新設中の2車線