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カテゴリ:プロジェクト、CSR

JR飯田橋駅、新ホームと新駅舎供用開始/列車とホームの隙間・段差解消

鉄道を利用するお客さまの安全性・利便性向上のため、駅改良工事を進めている中央・総武線飯田橋駅(土木所長:堀江 章久、建築所長:川股 大介)で、7月12日、新ホームと新西口駅舎の供用が開始されました。


急カーブ上にホームがあった!飯田橋駅 「隙間」と「段差」を解消


飯田橋駅は、1928(昭和3)年に牛込駅・飯田町駅2つの駅を統合して誕生しました。その後、飯田町駅は廃止されますが、牛込駅と廃止された飯田町駅の間の半径300mという急カーブ上に飯田橋駅は設けられたため、列車とホームの間に最大33㎝の隙間があり、乗降時の危険性から改善が求められてきました。JR東日本では、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して安全対策をおこなってきましたが、さらに抜本的な対策としてホーム全体を新宿側の直線区間に約200m移設する工事を、土木、建築が一体となり2014年より着々と進めてきました。

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▲新西口駅舎正面



この駅改良工事の大きな特徴は、ホームの移設箇所が急勾配であるため、軌道低下させて勾配を緩やかにすると同時に、現ホームも低下させ勾配を合わせることにありました。上下線合わせて約60回に分けておこなう軌道低下工事と同時に、現ホームも使用しながら38回のホーム低下をおこないました。新ホームは、1面2線(曲線半径は900m、旧ホーム300m)となっています。

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新西口駅舎・歩行者空間も、供用開始


新ホームと併せて、新西口駅舎、歩行者空間も同日から供用が開始されました。 新西口駅舎は、駅前広場を設けるために旧駅舎の若干奥まった場所につくられました。鉄骨造・2階建てで、延床面積は約2,200㎡。バリアフリー設備として多機能トイレを1箇所、15人乗りエレベーター1基が設置されています。


新西口駅舎および歩行者空間の概要


・構造 鉄骨造り 2階建て
・延床面積 約2,200㎡
・バリアフリー設備 多機能トイレ(1か所) エレベーター(1基・15人乗り)
・店舗 5店舗
・フロア構成 1階 駅施設、店舗(3店舗) 2階 店舗(2店舗)


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▲新西口駅舎1階平面図(供用開始時)


1階の店舗のNew Days(コンビニエンスストア)が今回開業済みで、その他の2店舗は、2020年8月以降の開業予定となっています。
改札外コンコースおよび駅前には、新たな歩行者空間も生まれました。

飯田橋駅は、安全で快適な駅として新たな道を歩み始めました。

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▲飯田橋駅(供用開始時)