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2020年07月アーカイブ

JR飯田橋駅、新ホームと新駅舎供用開始/列車とホームの隙間・段差解消

鉄道を利用するお客さまの安全性・利便性向上のため、駅改良工事を進めている中央・総武線飯田橋駅(土木所長:堀江 章久、建築所長:川股 大介)で、7月12日、新ホームと新西口駅舎の供用が開始されました。

急カーブ上にホームがあった!飯田橋駅 「隙間」と「段差」を解消

飯田橋駅は、1928(昭和3)年に牛込駅・飯田町駅2つの駅を統合して誕生しました。その後、飯田町駅は廃止されますが、牛込駅と廃止された飯田町駅の間の半径300mという急カーブ上に飯田橋駅は設けられたため、列車とホームの間に最大33㎝の隙間があり、乗降時の危険性から改善が求められてきました。JR東日本では、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して安全対策をおこなってきましたが、さらに抜本的な対策としてホーム全体を新宿側の直線区間に約200m移設する工事を、土木、建築が一体となり2014年より着々と進めてきました。

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▲新西口駅舎正面



この駅改良工事の大きな特徴は、ホームの移設箇所が急勾配であるため、軌道低下させて勾配を緩やかにすると同時に、現ホームも低下させ勾配を合わせることにありました。上下線合わせて約60回に分けておこなう軌道低下工事と同時に、現ホームも使用しながら38回のホーム低下をおこないました。新ホームは、1面2線(曲線半径は900m、旧ホーム300m)となっています。

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新西口駅舎・歩行者空間も、供用開始

新ホームと併せて、新西口駅舎、歩行者空間も同日から供用が開始されました。 新西口駅舎は、駅前広場を設けるために旧駅舎の若干奥まった場所につくられました。鉄骨造・2階建てで、延床面積は約2,200㎡。バリアフリー設備として多機能トイレを1箇所、15人乗りエレベーター1基が設置されています。


新西口駅舎および歩行者空間の概要


・構造 鉄骨造り 2階建て
・延床面積 約2,200㎡
・バリアフリー設備 多機能トイレ(1か所) エレベーター(1基・15人乗り)
・店舗 5店舗
・フロア構成 1階 駅施設、店舗(3店舗) 2階 店舗(2店舗)

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▲新西口駅舎1階平面図(供用開始時)


1階の店舗のNew Days(コンビニエンスストア)が今回開業済みで、その他の2店舗は、2020年8月以降の開業予定となっています。
改札外コンコースおよび駅前には、新たな歩行者空間も生まれました。

飯田橋駅は、安全で快適な駅として新たな道を歩み始めました。

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▲飯田橋駅(供用開始時)

渋谷駅改良工事 埼京線ホームが山手線ホームと並列化

渋谷駅では、埼京線ホームの移設(山手線ホームとの並列化)のため、2018年の第1回線路切換に続き、2020年5月29日夜から6月1日朝の約52時間をかけ、第2回線路切換工事を実施しました。 切換総延長709mにおよぶこの大規模な線路切換工事は、北、中央、南の3工区に分けられ、当社JVはこのうち、工事桁27連のこう上と横移動(延長248.5m)、新埼京線ホーム化工事(延長148m)などを含む南工区を担当しました。

202007_shibuya00.jpg▲近接する山手線が通常運行する傍で、昼夜工事桁のこう上を実施

↓↓【動画】埼京線列車(下り線)BEFORE/AFTER↓↓
▲スタートを押すと動画が再生されます(再生時間 20秒)

写真で見る線路切換工事ダイジェスト(南工区)

①油圧ジャッキとサンドル材を用いて工事桁をこう上。
(最大こう上量:1295㎜、最大横移動量:2326㎜)
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②通路を解体し旧ホーム上に支保工を組み新ホームを構築。
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③旧ホームとの段差は、階段をなくしスロープを構築して旅客流動性を向上。
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④軌道業者によるレール復旧後、JR東日本立会のもと検査を受ける。
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⑤移設が完了した埼京線ホームと軌道
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今回の工事で埼京線ホームが約350m北側に移設され、新ホームが使用開始となり山手線ホームとの並列化が実現しました。これにより、埼京線と山手線の乗換時間が短縮され、混雑が緩和されます。さらに、埼京線と他社線との乗換利便性も向上します。 渋谷駅改良工事では、今後、山手線ホームの改築や橋上駅舎化に向けた工事が進められます。