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カテゴリ:CSR、人物

「渋谷のラジオ」で当社社員がゲストトーク

地域密着 × 世界最先端の放送局で土木を語る ! !


開局は2016年4月。渋谷駅前、渋谷川沿いに誕生した放送スタジオ「渋谷のラジオ」は、渋谷区の町おこしにとって重要なプラットフォーム・メディアとなっています。全国初となるパートナーシップ条例が成立した渋谷区。様々な多様を認め合うメディアとして、社会的なテーマも積極的に取り上げています。
その中でも、外山田洋さんがパーソナリティを務め週替わりにゲストが登場する「渋谷の工事」は、当社もプロジェクトに参画する渋谷駅関連工事のほか、最近話題のトピックを建築・土木・地理・地形・まちづくりなど多様な視点で愛でるバラエティ番組です。局全体としても最長寿番組の一つで、毎週金曜日朝9時より1時間、渋谷駅新南口にあるオープンスタジオから生放送で運営されています。(ラジオ番組の聴き方は文末に記載)


1911shibuyanoradio01.jpg▲収録の様子。ゲスト出演の緒方さん(左)とパーソナリティの外山田さん(右)


10月11日(金) 、「渋谷の工事」にゲスト出演した当社の緒方さんは、当社が2015年9月より工事を進めている「JR渋谷駅改良事業」について紹介した後、番組の新シリーズ「土木の偉人たち」第1回目は八田與一(はった よいち)について話しました。
八田興一とは、台湾が日本統治時代の大正9年(1920)から10年の歳月をかけて、洪水・干ばつ・塩害に喘ぎ15万haの荒れ地で苦しんでいた60万人もの農民を救うため、東洋屈指のダムをつくって灌漑事業を行い、広い荒れ地を穀倉地帯に変貌させた土木技術者です。その日本人技術者が、どのように地域の人たちと向き合い、どのような技術と情熱で困難な事業を成し遂げたのか、パーソナリティを相手に熱く話しました。


1911shibuyanoradio02.jpg.png▲台南の烏山頭ダムほとりにある八田興一銅像


土木の仕事に感謝する「飲水思源」思想とは?


続いて、八田興一没後も毎年地元台南の人たちが銅像に献花している墓前祭について話しました。戦後、日本人の銅像がことごとく破壊される中、なぜ、八田興一は地元台湾の人たちから神のように慕われ、銅像をひそかに隠してくれたのか。八田興一と夫人の墓を台湾に希少な御影石でつくってくれたのか。
それは「飲水思源(いんすいしげん)」という昔から残る考え方にありました。「水を飲むときは、その井戸を掘った人に感謝して忘れない」という思想だそうです。それは、台湾嘉南平原の人たちが飲み水や農業用水に困って、毎朝、遠くの溜池に牛車で水汲みに行っている様子を見かねた八田興一が土木事業によってその苦しみを取り除いてくれたことに対し、地元民は子々孫々感謝して忘れないために、毎年の墓前祭を行っているということです。


■次回出演のお知らせ
第2回目の放送は、11月8日(金) 9:00-09:55、テーマは「僧侶と土木」です。
行基や空海など古代の僧侶たちは、なぜ、橋を架け、道を拓き、ため池をつくり土木事業のリーダーとして活躍したのか。彼らは、どのように土木技術を会得していたのか。その謎にせまります。


「渋谷のラジオ」の聴き方


(その1)リアルタイムで聴く ⇒ 渋谷のラジオの聴き方
(その2)聴きの逃しも、分けて聴くのもOK.アーカイブで聴く ⇒ note 渋谷の工事