2011年08月アーカイブ

七夕まつり in ふるさと高野(広島県庄原市高野町)

~広島県 下門田PC作業所より~

8月に入り、(中国地方なのに豪雪地帯の)広島県庄原市高野町にも本格的な夏が訪れました。そして地元の皆さんの熱い真夏のイベント、「七夕まつりinふるさと高野」が8月6日(土)に行われました。私ども下門田PC社員一同も「尾道松江線 高野工区安全協議会」のブースに出展参加しました。テントの段取り、施工セクションの展示用写真の用意、鉄筋・型枠・PCの模型はもちろん、訪れた子ども達でも楽しめるように「おもちゃのバックホウマシンお菓子釣りコーナー」や「鉄筋結束実演コーナー」などのアトラクションで、たった2.4㎡のテント内外は目一杯!好評だったのは、高速道路橋の桁内に埋め込まれるスペーサーやCTコンといわれる小部材に、将来の夢や願いごとを書き込んでいただく「下門田橋の中に思い出を!」コーナーでした。親子で多くのご参加をいただきました。

 

くだけたイメージでまとめた社内報告用画像シートですが、雰囲気が伝わるのでそのままブログにて紹介します。

  下門田作業所 修正.png

                    ポロシャツの背中は現場のお茶目です。

 

広島県三次市立安田小学校のみなさんから 現場見学会感想文をいただきました

広島県三次市立安田小学校のみなさんから

現場見学会感想作文をいただきました

(広島県 吉舎PC作業所)

 

吉舎PC作業所は広島県三次市で橋脚上に高速道路を作っています。       重機.png

 最初の見学会は雨天中止

平成2362日(木)1100分より1時間の予定で、地元吉舎地区の4小学校の5,6年生60名の生徒を対象に現場見学会を実施しましたが、工事説明の直後大雨が降り、前半で見学会が中止となりました。

 

 

吉舎_1.png  吉舎_2.pngで、リベンジ見学会です。

4小学校のうち、安田小学校の校長先生より、児童さんから橋の上に上がりたいという強い希望があるので、日を改めて実施していただけませんかというご連絡がありました。

そこで、平成23713日(水)1050分より、安田小学校5,6年生9名を対象に見学会を実施しました。

 

吉舎_3.png※少人数の見学会ですが新聞に報道も

 

吉舎_4.png ※もう一度説明から

 

吉舎_5.png

※日に焼けたコンクリート路盤に寝転がって「熱さ体験」

 

吉舎_6.png ※自分のお家は見えたかな?

 

現場の所長以下、作業員までが一番うれしいこと

こういった見学会を開催して一番うれしいのが、児童さんからの手書きの作文です。

 

 

吉舎_7.png 吉舎_8.png※参加した皆さんからいただきました

 

今回は表紙に激励メッセージまで付けていただいて、鉄建社員だけでなく、現場で作業を説明したりした作業員まで「ニコぉ~」と顔がゆるんでしまいました。

建設マンは単純なんです。盛夏の今、関係者一同、完成に向けてみんな頑張っています。

 

 最後に矢野所長からのメッセージです。

 

矢野所長.png「みんなの最高の笑顔を見られて、ますます元気がでました!」

 

生徒達.png

 

山岳トンネルで 国内最長となる長孔発破6.3mを記録!

山岳トンネルで

国内最長となる長孔発破6.3mを記録!

 

鉄建は、国土交通省紀勢国道事務所発注の熊野尾鷲道路亥谷山(いがたにやま)トンネル賀田工区工事において、平均掘進長6.3m(最大掘進長6.5m)の長孔発破日本最長記録を達成しました。

山岳トンネルでは通常、1回の掘進長は最大2mで、今回その3倍以上になります。

 

 

画像_1.png※長孔発破とは

発破工事とは、削岩機で岩盤に孔をあけ、その中に爆薬を詰め爆発させて岩を崩す工事です。長孔発破とは、文字通り長い孔を削岩機で削孔し、一度に大量の爆薬を使用し岩盤を掘削します。長孔発破は、掘削サイクル総数を減らすことにより効率化が図れますが、発破するための孔の配置や使用する爆薬の選定、削孔精度の確保等が難しくなります。

 

※熊野尾鷲道路

熊野尾鷲道路は、近畿自動車道紀勢線と一体となり東紀州地域の高速交通ネットワークを形成する自動車専用道路です。また東紀州地域は日本でも有数の豪雨地域であり、現道の国道42号線、311号線は度々自然災害にみまわれており、異常気象時や災害時の現道の代替路線としての交通機能を確保し、地域の生活基盤を支える道路として整備が進められています。

 

亥谷山トンネルの地質は、熊野酸性岩類花崗斑岩と呼ばれる非常に硬質な岩で構成されています。変質や亀裂などが少ない安定した岩盤(Bパターンと呼ばれる)区間において、通常1掘進長2mに対して、3倍以上の6.3mの長孔発破を提案し実現させたものです。

平成228月に掘削に着手したトンネル本坑において、坑口より約930m地点で出現したBパターンにおいて、平成235月下旬に1回目の長孔発破を実施し、その後合計11回(延長約70m)の長孔発破を繰り返し、最大掘進長6.5m、平均掘進長6.3mを記録しました。

施工に先立って、社内に亥谷山トンネル技術委員会(座長:NPO法人臨床トンネル工学研究所 中川浩二理事長)をたちあげ、学識経験者、本社、支店、作業所、火薬・機械・測量メーカー、掘削施工協力企業一体となった事前検討会を重ねて発破施工に備えました。

 

施工課題は装薬孔の削孔精度(直進性)確保

削孔精度は国内に3台しかないコンピューター制御搭載油圧ドリルジャンボ(3台の削岩機を搭載:スウェーデン製)を使用、削孔スピードを地山状況に応じてコンピューターで自動制御し削孔の直進性を確保しました。また、コンピューターに事前にデータを入力することで、運転席画面にて削孔位置、方向、長さを確認しながら施工しました。

 

画像_2.png※コンピューター制御搭載油圧ドリルジャンボ  トランスフォーマーみたいでしょ

 

一方、発破効果向上のため、通常使用される筒状の含水爆薬ではなく、威力のある粒状のANFO爆薬を機械を使用して孔に充填する方法を採用し、発破効率を向上させました。

また、最も重要な心抜き(岩盤に最初に穴を開ける作業)では、通常発破孔の2倍となる口径127mmの空孔を2孔採用し、心抜き効果を向上させました。

 

画像_3.png※装薬作業

 

亥谷山トンネルは全長3197m、賀田工区延長は1511mで、トンネル本坑と小断面の避難坑を並行して掘削を進めています。避難坑は平成226月に掘削を開始し平成23711日に貫通しました。

 

画像_4.png※7/11 避難坑貫通

 

トンネル本坑は、現在1100m掘削が完了しており、10月の貫通目指して工事を進めています。現在は岩盤に亀裂があるCⅠパターンで掘削を行っていますが、今後亀裂が少ないBパターンが出現したときには、再度長孔発破を実施します。