安全の追求

私たちは、事業活動に伴う災害ゼロをめざして、
お客さまの安全、地域の安全、労働の安全を確保します。

当社の安全への意識と、取り組み

当社の安全成績
労働災害を防ぎ、2年連続での業界平均を下回る

当社の過去5年間の安全成績について、労働災害件数と度数率で表しています。労働災害の発生件数は、休業4日以上の労働災害をグラフ化しています。度数率とは、100万延労働時間当たりの労働災害による死傷者数をもって災害の頻度を表した指標であり、業界他社との比較をする際の目安となります。2014年度、2015年度は目標を達成、業界他社平均より下回る結果となりました。

労働災害年度別集計表 労働災害年度別集計表

鉄道研修に動画を活用
イメージすることで実習にも変化

建設技術総合センター・研修センターにて自主制作した列車防護訓練、衝突防止支援無線機の取り扱いのデモンストレーション動画を2016年度より研修にて活用しています。より迅速に、より確実な列車防護を研修生に体得してもらうために、研修センター社員がデモンストレーターとなり、動画に出演しています。基本動作や用具の正しい使用方法を示すことで、テキストで得た知識と合わせて実技に入る前のイメージを、より確実なものにすることを目的としています。また、データとして残すことにより、繰り返しの復習が可能となり、学習効果の向上の一助となるとともに、遠隔学習も可能になると考えています。

鉄道研修動画の一例 鉄道研修動画の一例

鉄道工事安全システムと安全マネジメントの運用

鉄道工事安全システム

「鉄道工事安全システム」は、当社の「鉄道工事安全方針」に則り、鉄道工事の安全性向上と事故防止のため、安全管理上遂行すべき施策を立て、確実に実施するための取り組みです。2006年に重大な鉄道事故を3件発生させたことから、安全の基本から考え直そうと構築したものであり、年ごとに「鉄道工事安全重点施策」を定め、PDCAサイクルで運用して事故防止を図っています。
しかし8年後、2014年に京浜東北線川崎駅構内にて列車脱線事故を引き起こしてしまいました。この重大な鉄道事故を受けての再発防止対策については、「安全マネジメント」としてPDCAサイクルに乗せて引き続き取り組んでいきます。同時に、この内容を「鉄道工事安全重点施策」にも盛り込み、全社一丸となって安全性向上のPDCAサイクルを回していきます。
※1 鉄建式計画時危険要因予知活動。

安全マネジメントの体制図 安全マネジメントの体制図

安全マネジメントの活動内容

「防災デー」全国一斉安全点検

1970年4月8日、大阪交通局発注の地下鉄工事現場内にてガス爆発事故を発生させ、多数の死傷者を出しました。この重大事故を鑑み、当社はこの日を「防災デー」と定め、二度とこのような事故を起こさないと誓いを新たにしています。
防災デー当日は、現場所長が安全管理体制と安全設備の見直しを行い、安全活動のマンネリ化を防ぎ、工事の安全確保を図ることを目的に、全国一斉に総点検を行っています。

安全週間・衛生週間・年末年始パトロール

全国で開催される安全週間・衛生週間と年末年始の繁忙期には、災害防止活動の一環として全国各地の現場で本支店幹部による一斉パトロールを実施しています。
「誰もが安心して働ける快適な活気ある職場づくり」をめざして本社・支店・現場・協力会社が一体となる積極的な取り組みで、パトロール後には現場社員と本支店幹部の意見交換会を開催し、現場の意見や要望を汲み上げ、今後の活動に反映しています。

「自現場置き換え運動」により類似災害・事故・トラブルを防止

類似災害・事故・トラブルの撲滅を目的として、他現場で発生した災害を自現場に置き換えて考え、自現場で発生する恐れのある類似事象を予防する「自現場置き換え運動」を推進しています。発生した事象の直接の原因のみにとらわれず、発想を拡大して自現場に置き換えて再発防止を考える運動として、すべての現場で実施しています。

建設技術総合センター内に
モデル足場を組み立て安全教育を展開中

建設技術総合センター・研修センターでは、鉄道工事における三大労災事故の一つである墜落災害の防止と、仮設足場が直接影響しての列車運行障害などの防止、2015年度足場組立解体の法改正に伴う研修を目的に、2016年4月より仮設足場組立てに関する安全教育をカリキュラムに加えました。このカリキュラムは、室内での講義はもちろん、屋外で組み立て・解体を体験できる内容となっています。