
2010/07/16
カテゴリ: 現場通信
6月17日(木)、当社が現在施工中の第二阪和国道(大阪府阪南市~和歌山県和歌山市)建設工事の現場において、国土交通省近畿地方整備局主催の発注者現場施工管理研修会が開催されました。
この研修会は品質管理試験や鉄筋の配筋確認検査などを実際に体験することで、工事を実施する上での注意点や着眼点を十分認識し、円滑な工事の推進が図られることを目的に、女性を含む21名が参加し開催されました。
品質管理試験では、トンネル工事で使用しているコンクリートのスランプや空気量を実機を用いて実際に測定する試験を行い、配筋検査ではPC橋梁工事での配筋状況を現地で組みあがった鉄筋で確認するなど、現場での施工管理手法について研修が行われました。
▽品質管理試験(スランプ・空気量測定)

▽トンネルのロックボルト引抜試験

研修会に参加されたみなさんは、品質管理試験など普段はなかなか体験することができないこともあってか、積極的に取り組まれていました。(特に女性のみなさんは他の男性よりも積極的でした!)また、当社社員との活発な意見交換もあり、今後の工事に反映させていこうと考えています。
「目的はひとつ。安全に、よりよいものを。」当社はこれからも、発注者・請負者一体となって安全を第一にさらなる技術と品質の向上を目指して貢献していきます。
▽鉄筋の配筋検査(PC橋梁上部工)

▽当社社員との活発な意見交換

第二阪和国道建設工事では現在最盛期を迎えており、当社はこのうち3工区にて施工を行っています。
○第二阪和国道南山中2号橋工事 平成21年6月~平成23年2月
○第二阪和国道淡輪高架橋PC上部工事 平成21年9月~平成23年1月
○第二阪和国道南山中トンネル工事 平成21年10月~平成22年12月
2010/06/14
カテゴリ: 現場通信
5月22日(土)17:30より翌朝23日早朝にわたり、東海道線辻堂駅の東海道線上り旅客ホームの拡
幅工事を行いました。ホーム拡幅に当っては、上り線を別線路に切換し、切換前の線路の上にEPS
ブロック(軽量盛土材、素材:発砲スチロール)を使用して短時間でホームを組立てる工法を採用しま
した。
工事時間中は、上り線電車は貨物線に迂回させることで作業時間を確保できました。
しかし、下り線電車は通常通り辻堂駅に停車するため、ホーム上にネットで仕切りを作り、安全に十
分配慮しての施工になりました。
▽緊張の点呼中

▽ホーム施工断面図

▽線路があったところにホームを設置
当夜の当社の体制は、待避ブロック据付6班、ホーム構築班16班による総員約320名で工事を進めま
した。作業中には、EPSブロック敷設作業がうまく収まった時、ホーム上のお客さまより拍手をいただ
くという、工事関係者にとっては大変うれしい一幕もありました。ホーム拡幅工事は、時間通りに終了
し、5月23日(日)6時02分発の初列車から使用開始となりました。
この工事は、非常に短時間の間にホームを設置する(拡幅する)という難しい工事でありましたが、お
客さまに拡幅されたホームをご利用いただくことで、安全・快適を提供することに貢献することができ
ました。
▽施工完了!
▽完成全景(藤沢駅方より茅ヶ崎方望む)
2010/02/23
カテゴリ: 現場通信
施工場所の八雲町は、北海道渡島半島の北部にあり、道南の拠点都市函館市と全道有数の重工業都市室蘭市の中間に位置し、札幌から約200kmの場所にあります。
平成17年10月1日、渡島山系をはさんで隣り合っていた、渡島管内八雲町と檜山管内熊石町が新設合併を行い、新「八雲町」となり、日本で唯一太平洋(内浦湾)と日本海に面する町となりました。
八雲町は山と海に挟まれた地形であることから、JR函館線と国道5号が南北を縦貫しており、北海道における交通の大動脈となっております。
このうちJR函館線に介在する鋼製単純桁構造の主桁が経年劣化により桁交換が必要となりました。
老朽化した既設の桁
特急列車が走行する函館線の大部分は複線となっておりますが、当該区間は単線となっていることから列車本数が多く、貨物列車の本数が減る年始期間においても施工時間が3時間程度しか確保できない時間的制約を受ける工事でした。
限られた時間で桁交換が可能な工法を検討した結果、当社が開発した本設利用PC工事桁工法が採用されることとなりました。
以下に、工事に従事した社員に話を聞きました。
☆工事に携わった人
札幌支店 須藤 満さん
―工事について教えてください。
須藤
JR函館線は、函館を基点に、小樽、札幌を経由して旭川までの総延長423kmのJR北海道有数の動脈であり、函館から約100kmのところに位置する八雲町郊外にあるヴィタウシ川橋梁(鋼製桁:橋長7.1m)が経年等により交換する必要が生じたため、新設橋梁の構造計算、製作及び架設を行った工事です。
―工事中はどんな点に苦労されましたか。
須藤
新設桁の設計計算等は、本社エンジニアリング本部にて行いましたが、既設橋台が昭和22年施工であり、図面どおりの寸法、位置ではなかったことから、新設桁を設置するための測量値の算出に苦労しました。
特に、既設桁の陰に隠れる部材の計測は困難でした。
また、桁の撤去、架設の施工日が列車運行の関係で貨物列車が運休となる1月3日と決定しており、1日の遅延も許されない状況であることに加え、桁架設の施工時間が線路の撤去復旧時間を除くと2時間10分ほどで施工することとなるため、準備工等の各作業のタイムスケジュールを綿密に計画する必要があり、工程管理にも多大な苦労がありました。
―完成したときの感想を聞かせてください。
須藤
既設桁撤去から新設桁架設まで計画通り2時間10分ほどの作業で何とか工事工程を守ることができました。
翌日の一番列車を見送ったときには、感動よりホッとしたのが正直な感想です。
新設PC桁取替え完了!!

工事件名 平成21年度 鷲ノ巣・山崎間ヴィタウシ川B桁取替
施工場所 北海道二海郡八雲町
発注者 北海道旅客鉄道株式会社
工事概要 桁製作 7.1m
桁運搬 1式
工事用道路 1式
桁架設 1連
桁撤去 1連
工期 平成21年12月1日~平成22年1月20日