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「急速施工用インバート桟橋」のお披露目

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6月6日、鉄道の山岳トンネル工事で使用するため開発を進めてきた「急速施工用インバート桟橋*」の実機見学会が行われました。


「急速施工用インバート桟橋」は、鉄建建設と株式会社東宏(本社:札幌市、社長:小林雅彦)が開発を進めてきました。この度、実際に導入される1号機が完成し、製作を行った大栄工機株式会社の工場(滋賀県長浜市)で、ゼネコンなど19社のトンネル工事関係者36名にお披露目をしました。


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本機は今年7月から、北海道新幹線「渡島トンネル天狗工区」で導入予定です。その後、当社施工の北陸新幹線のトンネル工事でも使用される予定となっています。現場稼動後は現地での見学・視察もお受けする予定ですので、ぜひお越しください。



*「急速施工用インバート桟橋」製品概要


1. 形状: 全長44m×全幅7m
2. 本体重量: 約160t
3. 搭載能力: 41tダンプ+大型ミキサー車
4. 前後昇降路跳ね上げ・桟橋本体移動: 油圧式(油圧ユニット15kw)
5. 切羽側昇降路横行移動: 電動式5.5kw
6. アウトリガー設置圧: 1.2~1.3N/mm2(坑口側)
7. 組立   : 10日(昼のみ作業)
8. 製作期間 : 6カ月(設計期間含む)
9. リース料金: 150万円/月


その他の情報はこちら(前回プレスリリース)↓
http://www.tekken.co.jp/topics/assets/171023.pdf



■参加者からの質問



Q1.曲線区間で使用することも可能ですか?


A1.可能です。
   切羽側アウトリガーを横断方向に±100mm移動し、方向転換します。





Q2.桟橋重量が大きいですが、コンクリートの上に載せて大丈夫ですか?


A2.桟橋は切羽側昇降路の方が重く、重心が前方にあるため、4箇所のアウトリガーの接地圧は前後で2:1程度の荷重バランスとなっています。設計では坑口側アウトリガーは1.2~1.3N/mm2です。





Q3.ズリ搬出がベルトコンベア方式でも使用できますか?


A3.ベルトコンベアをトンネルの肩に設置することで対応できます。





Q4.費用はどのくらいかかりますか?


A4.リース料金は、150万円/月になります。





Q5.製作と組立期間は?


A5.製作自体は約3カ月ですが、設計期間を含めると6カ月です。
   組立は10方程度です。